「便箋」の歌詞 ALvino

何なにもかもが新あたらし過すぎてやっと落おち着ついた頃ころに
溜たまってたポストの中身なかみを見みると君きみから届とどいてた
きれいに何度なんども折おりたたまれた 相変あいかわらずやさしい文字もじから伝つたわる
あの時ときあのままの少すこしなまった言葉ことばもそのままで

実じつは僕ぼくにあった「夢ゆめ」を君きみは何度なんども笑わらわず嬉うれしそうに聞きいてた
だから今日きょうもこの手紙てがみを読よみ返かえすと弱気よわきな自分じぶんが変かわる

めまぐるしく過すぎるこの街まちの景色けしきたちはどれも早はやすぎて好すきじゃないけれど
それなりに僕ぼくも少すこしずつこの生活せいかつにも慣なれてきたんだ 君きみは元気げんきでやってるかな?
人ひとのことばかり気きにして生いきてきた君きみは少すこしばかり心配しんぱいなんだ
決きまって必かならずどうしてもくじけそうな時とき 僕ぼくは君きみからもらった手紙てがみを読よむんだ

これが君きみに届とどく頃ころはきっと君きみも忙いそがしい毎日まいにちが始はじまって
簡単かんたんには会あえなくなってしまった君きみへの言葉ことばを探さがす

君きみと話はなすように君きみに手紙てがみを書かくように僕ぼくは歌うたを唄うたっているんだ
自分じぶんらしく居いる事こと そのままの自分じぶんでいられるのは君きみの前まえだと 今更いまさらやっと気きづいたから
人ひとのことばかり気きにして生いきてきた君きみは少すこしばかりは変かわったかな
決きまって必かならずどうしてもくじけそうな時とき 慣なれない文字もじで君きみへの手紙てがみを書かくんだ