「ハチミツ ～Daddy,Daddy～」の歌詞 Aqua Timez

小学生しょうがくせいに上あがりたて 棚たなの上うえから二番目にばんめ ハチミツのビンをこぼしてパパに笑わらわれたっけなぁ

忙せわしなく続つづいていく毎日まいにち 一体何いったいなにを大事だいじにすればいいのか わからなくなっていた
コンプレックスから来くる強つよがり 背伸せのびしたって僕ぼくは僕ぼくなのに 人生じんせいの勝かち負まけって何なに?
仕事しごとから帰かえりそのままベッドに沈しずむ 好すきな人ひとにも会あえずにただ眠ねむりにつくだけ
認みとめられるような大人おとなになるためには もっともっと頑張がんばらなくちゃ
でも僕ぼくの心こころは 息切いきぎれしてた

ハチミツ色いろの朝あさが 優やさしい風かぜを連つれてくる
「完璧かんぺきじゃなくていいよ」そう言いわれてるような気きがした

全すべてがうまくいく時ときも 何なにもうまくいかぬ時ときも 歩あゆみを止とめないなんて不自然ふしぜんだ
涙なみだの理由わけはそれぞれにあり 他人ひとから見みたらとても小ちいさいことだったりする
高たかいものが良いいものだなんて いつも頭あたまん中なかにあるんで 見落みおとしてしまう たくさんの風景ふうけい
当あたり前まえに感かんじてること 陽ひが昇のぼり沈しずむこと その当あたり前まえに感謝かんしゃしよう
ありがとう

もしもあの夕暮ゆうぐれに 値札ねふだが付ついたとして
高価こうかなものになったら 人ひとはその素晴すばらしさを やっと認みとめるのでしょう

透すき通とおる夜空よぞら きらきらと光ひかる言葉ことば
疲つかれた心こころを乗のせた 真夜中まよなかのメリーゴーランド
「時ときには立たち止どまり 疲つかれたその羽はねを 休やすめなさい 休やすめなさい
君きみはまた飛とび立たつのだから」

ハチミツ色いろの朝あさが 優やさしい風かぜを連つれてくる
「かっこよくなくていいよ」頬ほおを撫なでてゆくメッセージ
天国てんごくからのメッセージ

小学生しょうがくせいの頃ころとはもう違ちがうよ 棚たなの一番上いちばんうえの段だん
ハチミツのビンをもうこぼさないで取とれるようになったよ