「歎きの雨を一雫」の歌詞 Asriel

そうよ駄目だめじゃない きっと駄目だめじゃない
やり直なおせる 作つくりかけでも壊こわしてしまえ時間じかんさえあれば
そうよまだまだ 出来できるはずだわ
私わたしを見みて 匙さじを投なげたら拾ひろってあげる 貴方あなたは知しらない

樹々きぎの眠ねむりを 野生やせいの声こえを Ahアー ほら
繰くり返かえす時ときのカイロス ちっぽけな歴史れきしの中なかで
迷まよいのもつ輝かがやき

誰だれかが指さした標識ひょうしき 誰だれかが先導せんどうした道みち
歎なげきの雨あめを一雫ひとしずく
追おわれている 追おいかけている 果はて無なき終おわりの先さきまで
見失みうしなうことなかれ君きみ ひらひら

そうよ駄目だめじゃない 甘あまく見みてたら
怪我けがをするわ 早はやく気きづいて闇やみの深ふかさを時ときは止とまらない
そうよまだだまだ 見みせてあげるわ
綺麗きれいなもの 殻からを被かぶって蓋ふたをしてれば 貴方あなたは知しらない

水みずの青あおさを 空そらの広ひろさを Ahアー ほら
さざ波なみが寄よせるように 生うまれは消きえる感情かんじょうと
揺ゆらぐことなき思おもい

誰だれかの誘さそいの言葉ことば 誰だれかが流ながしてた涙なみだ
藍色あいいろに咲さく薔薇ばらたち
こちら側がわへ あちら側がわへ わかれ道みちの前まえに立たって
見失みうしなうことなかれ君きみ ひらひら

きらきら輝かがやきは ゆらゆら瞳ひとみへと 咲さき誇ほこらん
それは 時間じかんと共ともに育そだってく ゆっくり大おおきく
開ひらかれる時ときを待まつ

誰だれかが指さした標識ひょうしき 誰だれかが先導せんどうした道みち
歎なげきの雨あめを一雫ひとしずく
追おわれている 追おいかけている 果はて無なき終おわりの先さきまで
見失みうしなうことなかれ君きみ ひらひら