「ZERO」の歌詞 BUCK-TICK

このまま雨あめになればいいさ
震ふるえた体からだを 撃うち抜ぬく
俺おれの中なかには 赤あかの目覚めざめ
あふれた 狂気きょうきの前まえぶれ
狂くるえる太陽たいよう それはまるで
わめき叫さけぶ顔かおを溶とかしてた

この体からだ きっとキラメク
(ああ) 燃もえて尽つきる
ハイになるさ 今夜こんやは
その指ゆびでそっと 殺ころシテ
(鳴々ああ) 消きえてうせる
ゼロになるさ 全すべてが

これから俺おれは 何処どこへ
逃にげて行ゆくのか?
笑わらって死しぬのさ
月つきに化ばけた君きみを 愛あいし眠ねむる
(もう) 明日あしたはいらない
俺おれはもう沈しずむ 唄うたう事ことを
やめた獣けもの 帰かえる家いえもない

女おんなの胸むねで そして何なにを想おもい
そっと涙流なみだながすのか?
この体からだ きっとキラメク
(ああ) 燃もえて尽つきる
ハイになるさ今夜こんやは
その指ゆびでそっと 殺ころシテ
(ああ) 消きえて失うせる
ゼロになるさ全すべてが
青空あおぞらがそっと 手招てまねく
(ああ) 溶とけて浮うかぶ
ハイになるさ今夜こんやは
もう一度いちどずっと飛とぶのさ
(ああ) 真実しんじつさえ
ゼロになるさ 全すべてが