「巡り行く季節の中で...」の歌詞 HERO

今年ことしも春はるが来きて 桜通さくらどおり歩あるいた
今君いまきみは 何なにをしてるんだろう

「来年らいねんもまた来こよう」 守まもられなかった約束やくそく
狭せまかった通とおりなのに
一人ひとりだと ほんの少すこしだけ 広ひろく感かんじる

今年ことしも夏なつが来きて 線香花火せんこうはなびをしよう
火ひが落おちず 消きえたら願ねがおう
あの時ときみたいに 笑わらえなくてもいいよ
もう一度いちど 君きみに会あいたいんだ

秋あきが来きて落おち葉践ばふまず 歩あるけるか競争きょうそうしてた
いつも僕ぼくが 負まけていたろ?
あれは 君きみが勝かつと見みせる笑えみが 好すきだったからだよ

今年ことしも冬ふゆが来きて 手てを繋つないで僕ぼくの
ポケットに入いれる 暖あたたかかったよ
今年ことしから少すこし ポケットが広ひろくなる
冬ふゆの度たび 君きみを思おもい涙なみだするんだ

来年らいねんも春はるが来きて 桜通さくらどおり歩あるこう
夏なつが来きて 線香花火せんこうはなびを
秋あきはあの笑顔えがお
冬ふゆは温ぬくもりを想おもう
何時いつまでも
君きみの思おもい出でと歩あるくよ