「ツボミ」の歌詞 Hilcrhyme

「おい、どうした?」
そんなトコ居いないでもっとこっち来こいよ
さぁ 踏ふみ出だせ 1歩勇気出いっぽゆうきだし 縮ちぢめるその遠とおい距離きょりを
土つちを掘ほり起おこせば 大地だいちに強つよく根付ねづいたその根ねは
決けっして取とれない 求もとめない何なにも このままでここにいる もうどれくらい

「咲さくことをあきらめた訳わけじゃないだろ」
種たねは蒔まいたもう 吹ふき付つける風かぜ、止やまぬ雨あめ
晴はれる日ひ じっと待まっていたんだね?
育そだてよう上手じょうずに なってくれ誰だれよりも丈夫じょうぶに
願ねがいと愛込あいこめて再度さいどトライ I wanna fly so high, alright?

俺おれたちはツボミ いつか花はなを咲さかせよう
晴はれのち雨あめ、曇くもり 絶たえず水みずを与あたえよう
ほら 地ちに落おちぬように 高たかく 高たかく掲かかげよう
空そらへ向むかい咲さき誇ほこれ 唯一ただひとつの花はなへと

「ツボミのままでも美うつくしく在ありたいよ」
でもそれ以上いじょうに咲さきたい 開ひらきたい花はなびら
形かたちはいびつでもいいのさ 開花かいか
because wanna be boy, wanna be girl
その花はなには宿やどる君きみの魂たましいが
色いろは何色なにいろにしようか? 赤あか、黄き、青あお、白しろか?
それとも紫むらさき? 全すべて素晴すばらしい パステルに入いり混まじった不安ふあんと希望きぼう
作つくり出だす真似まねできない 自分じぶんだけの色いろを…

俺おれたちはツボミ いつか花はなを咲さかせよう
晴はれのち雨あめ、曇くもり 絶たえず水みずを与あたえよう
ほら 地ちに落おちぬように 高たかく 高たかく掲かかげよう
空そらへ向むかい咲さき誇ほこれ 唯一ただひとつの花はなへと

精巧せいこうに作つくられた花はなより 荒々あらあらしく生いきる姿すがたの方ほうに
目めは行ゆく そして離はなせない片時かたときも 造花ぞうかにはしない香かおり漂ただよい
息いきを吸すって吐はく まるで光合成こうごうせい 俺おれたちは向むく 太陽たいようの方向ほうこうへ
自分じぶんだけの花はなと誇ほこりを持もって 伸のびていく茎くき 天てんまで届とどけ

1月いちがつ 梅うめ 藪椿やぶつばき
2月にがつ クロッカス 菜なの花はな
3月さんがつ 菫すみれ 桃ももに沈丁花ちんちょうげ
4月しがつ 桜さくら ハナミズキ
5月ごがつ あやめ 芍薬しゃくやく 白丁下はくちょうげ
6月ろくがつ 紫陽花あじさい 百合ゆり 栗くり
7月しちがつ 向日葵ひまわり コスモス
8月はちがつ 芙蓉ふよう 孔雀草くじゃくそう
9月がつ 二度咲にどさくユッカ蘭らんに金木犀きんもくせい
10月じゅうがつ 山茶花さざんか パンジー
11月じゅういちがつ 柊ひいらぎ 八手やつで
12月じゅうにがつ プリムラ 水仙すいせん

君きみの花はなはどれ? いつどんな風ふうに咲さくの? 決きまってない自由じゆうに
1年中様々いちねんじゅうさまざまな花はな 開ひらくつぼみがまた…

俺おれたちはツボミ いつか花はなを咲さかせよう
晴はれのち雨あめ、曇くもり 絶たえず水みずを与あたえよう
ほら 地ちに落おちぬように 高たかく 高たかく掲かかげよう
空そらへ向むかい咲さき誇ほこれ 唯一ただひとつの花はなへと

俺おれたちはツボミ いつか花はなを咲さかせよう
晴はれのち雨あめ、曇くもり 絶たえず水みずを与あたえよう
ほら 地ちに落おちぬように 高たかく 高たかく掲かかげよう
空そらへ向むかい咲さき誇ほこれ 唯一ただひとつの花はなへと