「渋谷が住所」の歌詞 K DUB SHINE

子供こどもの成長せいちょうに適てきさない環境かんきょう
そんな場所ばしょに誕生たんじょう 冷静れいせいな感情かんじょう
理由りゆうなき犯行はんこう 鋭するどい眼光がんこう
すぐ覚おぼえる番号ばんごう 生うまれつきダウンロウ
黒くろのフェラーリ スーツアルマーニ
憧あこがれるラージな暮くらしとかパーティー
地下鉄ちかてつのレール 人生じんせいゲーム
剥はがれるベール ケースバイケース
カーチェイス スカーフェイス F1ワンレース
新品しんぴんスニーカー はいたドラッグディーラー
マジせまい家いえ そこで張はる見栄みえ
生活せいかつの知恵ちえ 目線左めせんひだりから右みぎへ
すぐチェック カメラの位置いち 乱みだれぬ息いき
粋いきなかけ引ひき プロの域いき
手袋てぶくろして侵入しんにゅう 少人数しょうにんずう
上うえMA-1着ワンきて 下したはジーンズ
夜中よなかの倉庫そうこ 残のこさぬ証拠しょうこ
後あとで豪語ごうご これもひとつの親孝行おやこうこう
間違まちがった方向ほうこう 犯罪はんざいの宝庫ほうこ「どうよ?」
東京とうきょう 東京とうきょう
もう全すべて若わかいころに体験たいけんす
ストリートで得える 非常ひじょうのライセンス
次つぎから次つぎへと 罪増つみふやし
ただあこがれてたいい暮くらし

渋谷しぶやが住所じゅうしょ たまたまうまれハードに育そだったとこ
元反逆児もとはんじゃくじ 今いまとなっては全すべてもう終おわったこと

てゆーか本当何ほんとうなにも知しらなかった
人ひとの話はなしも全然聞ぜんぜんきかなかった
努力どりょくなんてもん 鼻はなで笑わらった
自分じぶんで気付きづかないほど半端はんぱだった
ただの快楽犯かいらくはん わざと無視むしする
罪悪感ざいあくかん なめてふざけた絵書えかいたプラン
自分じぶんの中なかでの改革案かいかくあん
できる前まえなんて もう最悪さいあくだ
夜中移動よなかいどう まとめて大量たいりょうに買かったり
もうけられるよな話はなし ばっかり
はじめての相手あいては全部ぜんぶハッタリ
平気へいきでばっくれたりもするあっさり
ひと仕事取しごととり扱あつかういろいろと
いつも何なんか言いってるひとり言ごと
金かねも持もってた 数字6すうじろっケタ
少すこしのっけた てきとうにボってた
たたく大口おおぐちで隠かくす恐怖心きょうふしん
そんでいつのまにかに 上手じょうずに
一見悪質いっけんあくしつ その一方着実いっぽうちゃくじつ
同おなじ確率かくりつ 二者択一にしゃたくいつ
道端みちばたにしゃがんでたあの姿すがた
すでにガキのくせに抜ぬけてきた修羅場しゅらば
犯罪者はんざいしゃの視点してんでとっくに危険きけん
早はやくから自然しぜんに見分みわける偽善ぎぜん

渋谷しぶやが住所じゅうしょ たまたまうまれハードに育そだったとこ
元反逆児もとはんじゃくじ 今いまとなっては全すべてもう終おわったこと

渋谷しぶやが住所じゅうしょ たまたまうまれハードに育そだったとこ
元反逆児もとはんじゃくじ 今いまとなっては全すべてもう終おわったこと

他人たにんの金見かねみると 起おこる衝動しょうどう
自分じぶんの中なかの隠かくしきれない動揺どうよう
これ持もって逃走とうそうと勝手かってに想像そうぞう
気付きづかれないようにかき消けす妄想もうそう
これが渋谷東京式しぶやとうきょうしきの思考法しこうほう
とっくにあきらめてたあの理想郷りそうきょう
「カガミコウタ」だってただの人間にんげん
愚おろかだった自分じぶんも一度いちどは死しんで
一人ひとりで味あじわう 本当ほんとうの孤独こどく
その結果届けっかとどく 自己じこの奥おくの奥おく
でその時ときから 自分じぶんになら
何なにがやれるのかが わかる力ちから
もう見みたくない悲かなしい将来しょうらい
どうせだったら 正ただしい方ほうがいい
自分自身じぶんじしんに嘘うそつかずに生いきる
それがリアルだと言いい切きる
ストリートで得えた知識ちしきを使つかい
見みた目めよりはもっと全然深ぜんぜんふかい
もしラップなきゃ今いまごろ何回なんかいか
パクられても不思議ふしぎじゃない犯罪者はんざいしゃ
そんな男おとこの生うまれ育そだった地域ちいき
理由りゆうなんかない悪魔あくまのえこひいき
誰だれもが無事ぶじでいれればそれがいい日ひ
そういう時ときにかけて走はしるオレのCD

渋谷しぶやが住所じゅうしょ たまたまうまれハードに育そだったとこ
元反逆児もとはんじゃくじ 今いまとなっては全すべてもう終おわったこと

渋谷しぶやが住所じゅうしょ たまたまうまれハードに育そだったとこ
元反逆児もとはんじゃくじ 今いまとなっては全すべてもう終おわったこと