「白夜」の歌詞 KANA-BOON

だいたいこれは黒くろい魔法まほう

いつだって悲かなしみは理不尽りふじんだな
めぐりめぐり
不公平ふこうへいな事ことばかりだな
想定相違そうていそういがあるもんだ
円満幸福えんまんこうふくにはなれない
過去かこの罪つみを消けして
消けしても決けっして傷きずは消けせやしない
簡単かんたんなこと忘わすれていた

誰だれか救すくってよ、課かせられた柵しがらみから

だいたいこれは黒くろい魔法まほう
僕ぼくは存在意義そんざいいぎのメモリーを録とる
毎回まいかい、棘とげが刺ささってく
呼吸こきゅうができなくなる
いっそこのまま死しんでしまいたいが
そんなことできるわけもなく
代償だいしょうを払はらい生いきていく
そんなルールをメモリーにとる

本当ほんとうのことは言いえやしない
暗くらい海うみの底そこ、深ふかく深ふかく
辿たどり着つく者ものなど誰だれもいない
表面化ひょうめんかしたお面めんのその下した

誰だれか覗のぞいてよ、汚きたないもの見みる目めでさ

だいたいこれは黒くろい魔法まほう
僕ぼくは白夜びゃくやに生いきるセオリーを知しる
自分じぶんの悪魔あくまに咎とがめられ
呼吸こきゅうができなくなる

だいたいこれは黒くろい魔法まほう
僕ぼくは生いきてる意味いみをメモリーに録とる
たいがいそれは価値かちの無ないものだとわかってても
いっそ死しんでも終おわりはしない
閉とじ込こめた罪つみはめぐる、めぐる
代償だいしょうを払はらい生いきていく
そんなルールをメモリーにとる