「声が届くなら」の歌詞 KOTOKO

あれは草くさの丈たけの世界せかいから上目遣うわめづかい見みてた 広ひろく渦巻うずまいた景色けしき
そこに置おかれた小ちいさな身体からだ もてあまして息いきをしてる感覚探かんかくさがしてた

言葉ことばを交かわすことに臆病おくびょうすぎて 人ひとに生うまれたことを悩なやんでた
だけどこの声こえは"今いま"確たしかめるように 愛あいを夢ゆめを希望きぼうを歌うたうよ

明日あすの朝あさ この命いのちが消きえてしまうとしても
後悔こうかいは…後悔こうかいだけは、決けっしてしないように
いつの日ひか、そう、いつの日ひか
ここで生いきてる意味いみを…
歌声うたごえがこの思おもいが誰だれかに届とどくなら

あれは許ゆるしたはずの想おもい出で 誰だれかを傷きずつけて 形かたちを確たしかめていた
そこに忘わすれた孤独こどくと涙なみだ 今いまになって輝かがやきだす あえて拾ひろい上あげた

悩なやみ痛いたみを知しって大人おとなに成なれる それならいっそ子供こどもでいたいと
だけど知しらず知しらずに大切たいせつなもの選えらび捨すてて抱だきしめ歩あるいた

明日あすの朝あさ 目めを開あければ また少すこし歳としをとり
出来できなくて泣ないた今日きょうも 過去かこに過すぎてゆく
信しんじてる…そう、信しんじてる
迷まよい選えらんだ道みちも ちっぽけなこの命いのちが見みつけた答こたえだって

東ひがしの空そら 光ひかりを連つれて 明あけてゆく
消けせない夢ゆめ たしかにここにある

明日あすの朝あさ この命いのちが消きえてしまうとしても
後悔こうかいは…後悔こうかいだけは、決けっしてしないように
いつまでも、何なにがあっても ここで生いきてる意味いみと
この声こえが消きえる日ひまで 歌うたい続つづけてゆく

明日あすの朝あさ この命いのちが 消きえてしまうとしても
後悔こうかいは…後悔こうかいだけは 決けっしてしないように…