「零時」の歌詞 LUNKHEAD

雨降あめふりの夜よる
冴さえない空そら
見みえない月つき
笑わらうテレビ
歪ゆがんだ部屋へや
何なにもかもただそこにあるだけで
意味いみなんかなくて
ただひとつ
ここに君きみはいないわけで

逃にげ出だしたい 耳みみを塞ふさぎたい
もう何なにも見みたくない
望のぞみは叶かなって僕ぼくはもう独ひとりきり
ディストーションを踏ふんでしまったのは僕ぼくのほうか
それとも君きみのほうか

今頃いまごろきっと何処どこかの空そらは
雨あめが止やんで 陽ひが射さして
ミサイルが降ふって
けどこの部屋へやじゃもう何一なにひとつ
リアリティがなくて
ただひとつ
ここに君きみはいないわけで

逃にげ出だしたい 息いきをしたくない
けどそれも無理むりのようで
ただ明日あしたを待まって息いきを潜ひそめてるだけ
悪意あくいはないと謳うたう悪意あくいに満みちているこの世界せかいで
何なにを思おもえばいい?
正論せいろんなんか聞ききたくない
正義せいぎも愛あいも僕ぼくも
この夜よるの闇やみが食くい殺ころしてくれたらいい
ディストーションを踏ふんでしまったのは僕ぼくのほうか
それとも君きみのほうか?