「春のかけら」の歌詞 Nem,初音ミク

桜前線さくらぜんせんも 東京とうきょうを通とおり過すぎて
天気図てんきずに探さがす あなたの街まちは遠とおい

名前なまえを呼よんで欲ほしくって
わざと向むけた背中せなか
撫なでてくれた髪かみをずっと
伸のばしてくことに決きめたんだ

目線並めせんならぶエスカレーター
同おなじ未来覗みらいのぞいていた
「そばにいて」は言いえないよ
ただそっと「じゃあまたね」

隣となりで鳴なってた 靴音くつおとが欠かけた日ひの
凌しのぎ方かたくらい 覚おぼえられる 強つよくなる

つないだ手て 紛まぎらわすための
でたらめな口笛くちぶえも
刻きざんでた時計とけいのリズムも
私わたしの一部いちぶになったから

心染こころそめた薄紅色うすべにいろ
ふわり舞まって背中せなかを押おす
咲さき誇ほこれ東京中とうきょうじゅうに
きらめく春はるのかけら

目線並めせんならぶエスカレーター
振ふり向むいたら息いきは止とまり
「そばにいて」はかすれて
目めをつむった…
心染こころそめた薄紅色うすべにいろ
ふわり舞まって背中せなかを押おす
咲さき誇ほこれあなたにも
きらめく春はるのかけら