「雪待ち、クリスマス」の歌詞 PENGIN

「いつもあなたは仕事しごとばかりで、私わたしを一人ひとりにさせる。」
僕ぼくが君きみに返かえせる言葉ことばは 「ごめん明日あしたには帰かえる。」
今日きょうも一人ひとりの夜よるを過すごす僕ぼくら 「約束やくそくはもうしない」って君きみはまた
涙なみだを流ながして 僕ぼくを困こまらせる。

去年きょねんと同おなじクリスマスになるのだけは嫌いやだ
どうしても今年ことしは君きみと二人ふたりでいたいんだ
どうか神様かみさま、 いやサンタ
僕ぼくらのもとに幸しあわせの時間じかんを運はこんで…
奇跡きせきを起おこして

白しろい雪ゆきが降ふればいいのにな
離はなれた心取こころとり戻もどせるはずだから
傍そばにおいでって上手うまく言いえるのにな
今夜こんやも僕ぼくは、雪ゆきを待まってる…

クリスマスは何なんの日ひなの? 何故なぜか心こころは躍おどるよ
街まちは少すこしだけ騒さわぎだすけど ただ君きみと居いたい

寒さむさに身みを寄よせ 恋人達こいびとたちは イルミネーションの奥おくへと消きえてゆく
一人ひとりきりの寂さみしさを疑うたがって 白しろいマフラー似合にあう君きみを夜空よぞらに浮うかべていた
シャララ シャララ 君きみを抱だき寄よせたいんだ
シャララ シャララ そのソリで連つれてってくれないか?
雪ゆきの降ふらない故郷こきょうの地ちで 雪ゆきを待まつように
逢あいたい ただそれだけを想おもい…

白しろい雪ゆきが降ふればいいのにな
離はなれた心取こころとり戻もどせるはずだから
傍そばにおいでって上手うまく言いえるのにな
今夜こんやも僕ぼくは、雪ゆきを待まってる…

いつも僕ぼくらは不安ふあんの中なかで 気持きもち確たしかめあってる
今二人いまふたりに空そらからプレゼント 白しろい雪ゆきを待まってる
何なにもいらない それだけあれば 寒さむい夜よるでも大丈夫だいじょうぶ
一緒いっしょなら 凍こごえそうでも 越こえられない夜よるはない

白しろい息いきが溶とけて 重かさなり合あう
冷つめたいその手てを 暖あたためてあげるから
声こえにならなくて 君きみを見みつめるばかり
想おもいが全すべて伝つたわって ゆけるように

白しろい雪ゆきが降ふればいいのにな
離はなれた心取こころとり戻もどせるはずだから
傍そばにおいでって上手うまく言いえるのにな
今夜こんやも僕ぼくは、雪ゆきを待まってる…

クリスマスを二人ふたりで過すごそう 忘わすれられない日ひにしよう
街まちはいつもより光ひかりだして 二人ふたりを照てらすよ