「DUGOUT」の歌詞 RADWIMPS
2011/3/9 リリース- 文字サイズ
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この楽曲へのみんなの気持ち
母ははの腹はらを裂さいてまで 出でてきたこの娑婆しゃば この世界せかいに
母ははの痛いたみに見合みあうだけの 意味いみを 意義いぎを 遺のこせる気きもしなくて
お腹なかのへその緒おがとれた時ときからもう人ひとは皆迷子みんなまいご
喩たとえて言いうならそれはまるで 紐ひものとれた凧たこが空そらに羽はばたく様よう
最近さいきんよく戻もどりたくなるよ 産道通さんどうとおって還かえりたくなるよ
でっかくなって戻もどって来きたよと 言いって
探さがしたって居場所いばしょはないよ そんなもんどこにもない
ここにあるのは見渡みわたす限かぎりの 宇宙うちゅうだけ
この広大こうだいな世界せかいの真まん中なかに
この小ちいさな社会しゃかいの隅すみっこに
置おき去ざりにされたこの身みの
やり場ばを知しる術すべもなくて
迷子まいごと迷子まいごが擦すれ違ちがうたび 一ひとつ、また一ひとつと道みちは増ふえて
入いり組くんでゆくだけの迷路めいろを 誰だれかがふと世界せかいと呼よんでみたんだ
「あっち行いこうよ」「こっちに行いこうよ」「あっち行いけよ、こっち来くるなよ」
「それならばあっちに行いこうよ ねぇそうしようよ」
どっちに行いこうと袋小路ふくろこうじ 見みつかりっこない広小路ひろこうじ
後うしろ振ふり返かえれば果はてのない 歴史れきしが
積つみ上あがった歳月さいげつの先頭せんどうに
朽くちてゆく時代じだいの最後尾さいこうびに
置おき忘わすれられたこの身みの
振ふり方かた 知しる術すべもなくて
迷子まいごが出だした答こたえの数かずだけ道みちができた
道みちが交まじったとこに諍いさかいが生うまれたんだ
いつだって勝者しょうしゃの遺のこした言葉ことばが歴史れきしになった
そう僕ぼくみたいな敗者はいしゃが残のこした言葉ことばなんか
けむに巻まかれてゆく 流ながれてゆく 葬ほうむられてゆく
毎日何まいにちなにかを食たべてまで しがみついているこの世界せかいに
殺あやめた命いのちに見合みあうだけの 価値かちが 意味いみが
あるとは到底思とうていおもえるはずもなくて
超こえてきた日々揺ひびゆらいだとて
建たてた誓ちかいが明日あすを閉とざしたとて
慰なぐさめだろうか罰ばつなのか
時ときは流ながれを速はやめるの
何言なにいわれようが その手てその脚縛あししばられようが
その脚あしが向むいた方ほうが いつ何時なんどきだって前まえになんだ
前倣まえならえって言いわれようが 気きづいたらばビリになっていようが
後うしろ振ふり返かえってみりゃ ほら先頭せんとうにブッチギって立たってるんだ
母ははの痛いたみに見合みあうだけの 意味いみを 意義いぎを 遺のこせる気きもしなくて
お腹なかのへその緒おがとれた時ときからもう人ひとは皆迷子みんなまいご
喩たとえて言いうならそれはまるで 紐ひものとれた凧たこが空そらに羽はばたく様よう
最近さいきんよく戻もどりたくなるよ 産道通さんどうとおって還かえりたくなるよ
でっかくなって戻もどって来きたよと 言いって
探さがしたって居場所いばしょはないよ そんなもんどこにもない
ここにあるのは見渡みわたす限かぎりの 宇宙うちゅうだけ
この広大こうだいな世界せかいの真まん中なかに
この小ちいさな社会しゃかいの隅すみっこに
置おき去ざりにされたこの身みの
やり場ばを知しる術すべもなくて
迷子まいごと迷子まいごが擦すれ違ちがうたび 一ひとつ、また一ひとつと道みちは増ふえて
入いり組くんでゆくだけの迷路めいろを 誰だれかがふと世界せかいと呼よんでみたんだ
「あっち行いこうよ」「こっちに行いこうよ」「あっち行いけよ、こっち来くるなよ」
「それならばあっちに行いこうよ ねぇそうしようよ」
どっちに行いこうと袋小路ふくろこうじ 見みつかりっこない広小路ひろこうじ
後うしろ振ふり返かえれば果はてのない 歴史れきしが
積つみ上あがった歳月さいげつの先頭せんどうに
朽くちてゆく時代じだいの最後尾さいこうびに
置おき忘わすれられたこの身みの
振ふり方かた 知しる術すべもなくて
迷子まいごが出だした答こたえの数かずだけ道みちができた
道みちが交まじったとこに諍いさかいが生うまれたんだ
いつだって勝者しょうしゃの遺のこした言葉ことばが歴史れきしになった
そう僕ぼくみたいな敗者はいしゃが残のこした言葉ことばなんか
けむに巻まかれてゆく 流ながれてゆく 葬ほうむられてゆく
毎日何まいにちなにかを食たべてまで しがみついているこの世界せかいに
殺あやめた命いのちに見合みあうだけの 価値かちが 意味いみが
あるとは到底思とうていおもえるはずもなくて
超こえてきた日々揺ひびゆらいだとて
建たてた誓ちかいが明日あすを閉とざしたとて
慰なぐさめだろうか罰ばつなのか
時ときは流ながれを速はやめるの
何言なにいわれようが その手てその脚縛あししばられようが
その脚あしが向むいた方ほうが いつ何時なんどきだって前まえになんだ
前倣まえならえって言いわれようが 気きづいたらばビリになっていようが
後うしろ振ふり返かえってみりゃ ほら先頭せんとうにブッチギって立たってるんだ