「シャロン」の歌詞 ROSSO

サンタクロースが死しんだ朝あさに
ダダリオ・カマロがくれた
キャンディ・ハイウェイ 甘あまいマシンガン
ボーダーラインがにじんで消きえた

カーブを曲まがりたくなかった
ハンドルから手てを放はなした
子守唄こもりうたがまっぷたつに
引ひき裂さかれて雨降あめふらせた

冬ふゆの星ほしに生うまれたら
シャロンみたいになれたかな
時々ときどき 思おもうよ 時々ときどき

ねぇ シャロン月つきから脱ぬけ出だす
透明とうめいな温度おんどだけ
欲ほしいよ それだけ それだけ
シャロン

地下鉄ちかてつが唄うたうメロディー
誰だれも知しらないメロディー
悲かなしいから うさぎは死しんだ
そんなことは わかってたのに

冬ふゆの星ほしに生うまれたら
シャロンみたいになれたかな
時々ときどき 思おもうよ 時々ときどき

ねぇ シャロン 砂漠さばくでくらす
ピンクのカラス 青あおいガラス くわえて
ヒマワリヘとゆくんだろう シャロン

あの娘こはきっとパルコにでも
行いって今頃いまごろは茶髪ちゃぱつと
眠ねむってるだろう
ワンダーランドは
この世界せかいじゃないってことを
知しってるから

冬ふゆの星ほしに生うまれたら
シャロンみたいになれたかな
時々ときどき 思おもうよ 時々ときどき

ねぇ シャロン月つきから脱ぬけ出だす
透明とうめいな温度おんどだけ
欲ほしいよ それだけ
それだけ シャロン