「ONCE AGAIN」の歌詞 Rhymester

(宇多丸)
午前零時ごぜんれいじ 日付ひづけの変かわる瞬間しゅんかん 雨上あめあがりの冷気れいき
感かんじながら誓ちかう またリベンジ 気きがつけば人生じんせいも後半こうはんのページ
なのに未いまだハンパなステージ 時ときには手痛ていたく食くらっちまうダメージ
まるでいつか使つかう予定よていのマイレージ みたいにひたすら溜ため込こむデカいイメージ
誰だれのせいにも出来できねぇし、したくねぇ 「夢ゆめ」別名べつめい「呪のろい」で胸むねが痛いたくて
目めぇ覚さませって正論せいろん 耳みみが痛いたくて いい歳としこいて先行さきゆきは未確定みかくてい
きっと映画えいがや漫画まんがの見過みすぎ 甘あまいコトバ聴きき過すぎ で、時間じかんのみ過すぎ
ガキの好すきそうなことばっか病やみつき この男おとこ、誇大妄想家こだいもうそうかにつき
くじけなさは異常いじょう ほとんどビョーキ ゼロからスタートは一緒いっしょ 荷物にもつは放棄ほうき
失うしなうもんは最小さいしょう 得える方ほうが大おおきい 財産ざいさんは唯一最初ゆいつさいしょに抱だいた動機どうき
気分きぶんはヤケにトウが立たったルーキーズ 午前零時ごぜんれいじ 新あたらしい日ひの空気くうき
オレは古着ふるぎ だが洗あらい立たてのブルージーンズ そのドアを開ひらいて振ふり絞しぼる勇気ゆうき

風かぜはまた吹ふく 気付きづかないならかざしな人差ひとさし指ゆびを
陽ひはまた昇のぼるゆっくりと 決けして立たてるな己おのれにその中指なかゆびを
風かぜはまた吹ふく 気付きづかないならかざしな人差ひとさし指ゆびを
陽ひはまた昇のぼるゆっくりと その時立ときたてろ親指おやゆびを

(Mummy-D)
キミの知しらないオレの歴史れきし オレの知しらないキミの景色けしき
繋つなげるのは このタフなリズムだって信しんじてまたペンを取とる
紙かみに滲にじむ 黒くろい衝動しょうどうが よそ行いきのベベ着きた肖像画しょうぞうがに
なってしまわないうちに音楽おんがくに変かえよう
灰色グレイな鍵盤ノートに命与いのちあたえよう
右肩上みぎかたあがりの人生じんせいなんてそう続つづきゃしないさ
オレの背中押せなかおす風かぜが 時ときに頬ほおを殴なぐる つぶれちまえと
オレは生身なまみのままでそれに耐たえた
いつか生身なまみのままのキミに逢あえた
キミは生身なまみの声こえで誉ほめ讃たたえた
オレは生身なまみの声こえでそいつに応こたえた
否いや、応こたえて行いきたいんだ 否いや、否いや、答こたえなどありゃしないんだ
ありがとうMy man ありがとうMy haters
この足あしで立たち上あがれそうだぜ
さあ、取とり戻もどせそのラフネス 見みせつけろそのタフネス
孤独こどくの果はてに浮うかんだフレーズは
Three times, twice, once again!!

風かぜはまた吹ふく 気付きづかないならかざしな人差ひとさし指ゆびを
陽ひはまた昇のぼるゆっくりと 決けっして立たてるな己おのれにその中指なかゆびを
風かぜはまた吹ふく 気付きづかないならかざしな人差ひとさし指ゆびを
陽ひはまた昇のぼるゆっくりと その時立ときたてろ親指おやゆびを