「下弦の月」の歌詞 SCANDAL

愛あい 世界せかい 全開ぜんかいエモーション抜ぬけて
新時代恋愛しんじだいれんあいステーションに立たって

メランコリーに求もとめた
【たりない】のシークが 【せつない】のチーク 濡ぬらして
心臓しんぞうに棘とげを突つき刺さしてく

僕ぼくを照てらす 下弦かげんの月明つきあかり 会あいたい気持きもちが暴走ぼうそうして
悲かなしいくらいに強つよがって 正ただしい声こえを隠かくした
夜よるの闇やみに潜ひそむ獣けものだって 近ちかづくたびまた立たち止どまって
「明日あした 何なにか変かわるかな」って 夜明よあけのドア ノックをしてる

そうさ倦怠限界的二人けんたいげんかいてきふたりが (セイギセイ サイセイ メイレイ)
恋心不完全燃焼こいごころふかんぜんねんしょうを誘さそって (レイセン ニカイセン)

ぬるい惰性だせいの中なか
【あいまい】のピークが 【おしまい】のビープ 鳴ならして
涙腺るいせんに寂さびを溜ため込こんでく

君きみを照てらす 下弦かげんの月明つきあかり 退屈たいくつしのぎに切きり出だした話はなし
「二匹にひきのウサギたちがじゃれあってる」って言いった
「とりあえず嘘うそか本当ほんとうか 来週月らいしゅうつきに連つれてって」
なんで?胸むねが苦くるしくなって 剥はがれたメッキ 拾ひろい集あつめてる

ああ 非常ひじょうスイッチで 毒性どくせいの依存いぞんに浸つかって 快楽かいらくにむしゃぶりついてる

あいかわらず 下弦かげんの月明つきあかり うまくココロ伝つたわんなくて
ひとり 笑顔えがおとりつくろって 冷つめたい雫しずくこぼした
あの日ひくれた 未来みらいの言葉ことばなんて 全部忘ぜんぶわすれてしまいたいな
今日きょうも番つがって寄より添そって 夜明よあけの空そら 待まってたりしてる

ああ 下弦かげんの月明つきあかり