「16 And Life」の歌詞 SPYAIR

公園こうえんのベンチで 夜よが明あけるのを
ひとりきりで待まっていた 少年しょうねんから
気付きづけば体からだは 心こころを置おいていった
ケガをして帰かえった日ひ 心配しんぱいして
少すこし怒おこるあなたを 突つき飛とばしたね
うずくまる背中せなか 初はじめて小ちいさく思おもった

手紙てがみの「元気げんきですか?」を読よむ度たびに
なぜか涙なみだがこぼれそうで
自分じぶんの歩あるいてきた道みちが
信しんじれなくて 恥はずかしくて

Ah こんな僕ぼくを 許ゆるしてくれる
暗くらい闇やみの奥おくまでも
何度なんども 何度なんども
手てを伸のばしてくれた
Ah こんな僕ぼくを 愛あいしてくれる
還かえらない過あやまちも
もう一回いっかい もう一回いっかい
やり直なおせる気きがするんだ

夢ゆめやあの娘この話はなしで 朝あさがくるまで
あいつらと笑わらっていた 少年しょうねんから
気付きづけば 最近さいきん、電話でんわもしてないな
いつもふざけたお前まえが 泣ないてるのを
帰かえり道みちに 偶然ぐうぜん、見みかけた日ひは
泣なき出だしたいのは ひとりじゃないんだと思おもった

「最近さいきん、調子ちょうしはどう?」なんて
何気なにげないメールに 笑顔えがおがこぼれそうで
自分じぶんの歩あるいてきた道みちは
これで良よかったかもしれない

Ah こんな僕ぼくを 許ゆるしてくれる
暗くらい闇やみの奥おくまでも
何度なんども 何度なんども
手てを伸のばしてくれた
Ah こんな僕ぼくを 愛あいしてくれる
還かえらない過あやまちも
もう一回いっかい もう一回いっかい
やり直なおせる気きがするんだ

公園こうえんのベンチで 夜よが明あけるのを
ひとりきりで待まっていた 少年しょうねんから
気付きづけば こんなに歩あるいてきたんだね My Home