「まわる、まわる」の歌詞 SUPER BEAVER

大おおきな宿命しゅくめいを 背負せおって押おしつぶされそうになって
僕ぼくは僕ぼくの 僕ぼくだけの明日あすを探さがしている

拝啓はいけい
数年前すうねんまえの僕ぼくは何なにを描えがき もがき 笑わらってるの?
終おわりの見みえた日常にちじょう 新あたらしい生活せいかつの足音あしおと
大好だいすきな人ひとに歌うたうメロディ 冗談じょうだんばかりで濁にごしてた未来みらい
わかったつもりで知しらなかった 社会しゃかい 世間せけん 現実げんじつの世界せかい

見失みうしないそうになった 自分自身じぶんじしんがわからなくて
無ないものねだりばっか繰くり返かえしてた

大おおきな宿命しゅくめいを 背負せおって押おしつぶされそうになって
僕ぼくは僕ぼくの 僕ぼくだけの明日あすを探さがしてる
悲かなしい顔かおをしないで 君きみは君きみの 僕ぼくは僕ぼくの命いのちを
生いきて生いきて 生いき抜ぬいて その日ひを迎むかえる

拝啓はいけい
数年先すうねんさきの僕ぼくは何なにを手てにして また無なくしてるの?
今いまの生活せいかつの先さきに 一体何いったいなにが待まっているの?
大切たいせつな人ひとに捧ささぐメロディ 冗談じょうだんみたいな僕ぼくの願ねがいは
どんな形かたちでそこにある? 遠とおい遠とおい 現実げんじつの未来みらい

目めを背そむけそうになるんだ 笑わらい方かたさえぎこちないや
宛先あてさきも無ないのに 書かき留とめた想おもい

大おおきな宿題しゅくだいに ひねった頭あたまの隅すみで考かんがえる
僕ぼくに僕ぼくの 僕ぼくだけの明日あすはあるのか
寂さみしい時ときにはちょっと 君きみの隣となりに居いさせてくれないか?
息いきを吸すって吐はくだけで 今日きょうは終おわってく

国籍こくせきも 環境かんきょうも 時代じだいも言葉ことばも髪かみや肌はだの色いろも
幸しあわせの価値かちも 意味いみも 何なにもかも違ちがう そんな僕ぼくらにただ
与あたえられたそれぞれの命いのちに 託たくされた命題めいだいは一ひとつだけ
「生いきて 生いきて 生いきて 生いきて 生いきて 生いきて 生いきろ」

大おおきな宿命しゅくめいを 背負せおって押おしつぶされそうになって
僕ぼくは僕ぼくの 僕ぼくだけの明日あすを探さがしてる
悲かなしい顔かおをしないで 君きみは君きみの 僕ぼくは僕ぼくの命いのちを
生いきて生いきて 生いき抜ぬいて その日ひを迎むかえる

泣ないて 笑わらって 愛あいして 守まもって
焦あせって 迷まよって 望のぞんで 踏ふみ出だして
悔くやんで 願ねがって 憎にくんで 抱だいて
祈いのって 笑わらって また泣ないて
生うまれた日ひに何処どこかで消きえて
消きえた日ひに何処どこかでは生うまれて
回まわる回まわる世界せかいの全すべては
僕ぼくが君きみが この世よに在ある限かぎりは回まわる 回まわる 回まわるよ