「焔」の歌詞 Sound Horizon
2006/11/22 リリース- 文字サイズ
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この楽曲へのみんなの気持ち
幾許いくばくかの平和へいわと呼よばれる光ひかり 其その影かげには常つねに悲惨ひさんな争あらそいが0101あった
葬列そうれつに参列さんれつする者ものは 皆一様みないちように口数くちかずも少すくなく
雨あめに濡ぬれながらも 歩あゆみ続つづけるより他ほかにはないのだ……
瞳めを閉とじて暗闇やみに 吐息といきを重かさねる
そっと触ふれた温あたたかな光ひかりは 小ちいさな鼓動こどう
否定接続詞めで綴とじた書物かみが 歴史れきしを操あやつる
そっと振ふれた灼あたたかな光ひかりは 誰だれかの『焔ほのお』...
気付きづけば道程みちのりは 常つねに苦難くなんと共ともに0101あった
耐たえられぬ痛いたみなど 何一なにひとつ訪おとずれないものさ...
歓よろこびに咽むせぶ白しろい朝あさ 哀かなしみに嘆なげく黒くろい夜よる
我等われらが歩あゆんだ此この日々ひびを 生うまれる者ものに繋つなごう...
瞳ひとみに映うつした蒼あおい空そら 涙なみだを溶とかした碧あおい海うみ
我等われらが愛あいした此この世界ばしょを 愛いとしい者ものに遺のこそう……
嗚呼ああ... 朝あさと夜よる は繰くり返かえす 煌きらめく砂すなが零こぼれても...
嗚呼ああ... 朝あさと夜よる は繰くり返かえす 愛あいした花はなが枯かれても...
嗚呼ああ... 朝あさと夜よる は繰くり返かえす 契ちぎった指ゆびが離はなれても...
嗚呼ああ... 朝あさと夜よる を繰くり返かえし 《生命ひと》は廻めぐり続つづける……
美うつくしい『焔ひかり』を見みた 死しを抱いだく暗闇くらやみの地平ちへいに
憎にくしみ廻めぐる世界せかいに 幾いくつかの『愛あいの詩うた』を灯ともそう...
何どれ程夜ほどよるが永ながくとも 何いずれ朝あさは訪おとずれる――
独ひとりで寂さびしくないように 《双児ふたごの人形ラ プペ》を傍かたわらに
小ちいさな棺ひつぎの揺ゆり籠かごで 目覚めざめぬ君きみを送おくろう...
歓よろこびに揺ゆれたのは《紫色の花ビオレ》 哀かなしみに濡ぬれたのは《水色の花ホテンシア》
誰だれかが綴つづった此この詩うたを 生うまれぬ君きみに贈おくろう……
歴史れきしが書しょを創つくるのか 書しょが歴史れきしを創つくるのか
永遠えいえんを生いきられない以上いじょう 全すべてを識しる由よしもなく
朝あさと夜よるの地平ちへいを廻めぐる 『第五だいごの旅路たびじ』
離はなれた者ものが再ふたたび繋つながる日ひは 訪おとずれるのだろうか?
懐なつかしき調しらべ 其それは誰だれの唇くちびるか――
嗚呼ああ...《物語ロマン》を詩うたうのは……
葬列そうれつに参列さんれつする者ものは 皆一様みないちように口数くちかずも少すくなく
雨あめに濡ぬれながらも 歩あゆみ続つづけるより他ほかにはないのだ……
瞳めを閉とじて暗闇やみに 吐息といきを重かさねる
そっと触ふれた温あたたかな光ひかりは 小ちいさな鼓動こどう
否定接続詞めで綴とじた書物かみが 歴史れきしを操あやつる
そっと振ふれた灼あたたかな光ひかりは 誰だれかの『焔ほのお』...
気付きづけば道程みちのりは 常つねに苦難くなんと共ともに0101あった
耐たえられぬ痛いたみなど 何一なにひとつ訪おとずれないものさ...
歓よろこびに咽むせぶ白しろい朝あさ 哀かなしみに嘆なげく黒くろい夜よる
我等われらが歩あゆんだ此この日々ひびを 生うまれる者ものに繋つなごう...
瞳ひとみに映うつした蒼あおい空そら 涙なみだを溶とかした碧あおい海うみ
我等われらが愛あいした此この世界ばしょを 愛いとしい者ものに遺のこそう……
嗚呼ああ... 朝あさと夜よる は繰くり返かえす 煌きらめく砂すなが零こぼれても...
嗚呼ああ... 朝あさと夜よる は繰くり返かえす 愛あいした花はなが枯かれても...
嗚呼ああ... 朝あさと夜よる は繰くり返かえす 契ちぎった指ゆびが離はなれても...
嗚呼ああ... 朝あさと夜よる を繰くり返かえし 《生命ひと》は廻めぐり続つづける……
美うつくしい『焔ひかり』を見みた 死しを抱いだく暗闇くらやみの地平ちへいに
憎にくしみ廻めぐる世界せかいに 幾いくつかの『愛あいの詩うた』を灯ともそう...
何どれ程夜ほどよるが永ながくとも 何いずれ朝あさは訪おとずれる――
独ひとりで寂さびしくないように 《双児ふたごの人形ラ プペ》を傍かたわらに
小ちいさな棺ひつぎの揺ゆり籠かごで 目覚めざめぬ君きみを送おくろう...
歓よろこびに揺ゆれたのは《紫色の花ビオレ》 哀かなしみに濡ぬれたのは《水色の花ホテンシア》
誰だれかが綴つづった此この詩うたを 生うまれぬ君きみに贈おくろう……
歴史れきしが書しょを創つくるのか 書しょが歴史れきしを創つくるのか
永遠えいえんを生いきられない以上いじょう 全すべてを識しる由よしもなく
朝あさと夜よるの地平ちへいを廻めぐる 『第五だいごの旅路たびじ』
離はなれた者ものが再ふたたび繋つながる日ひは 訪おとずれるのだろうか?
懐なつかしき調しらべ 其それは誰だれの唇くちびるか――
嗚呼ああ...《物語ロマン》を詩うたうのは……