「運命の双子」の歌詞 -Διδυμοι- Sound Horizon
2008/9/3 リリース- 文字サイズ
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この楽曲へのみんなの気持ち
後の世に楽園と謳われる
詩情溢れるアルカディアの山々
暮れ泥む秋の日の憧憬――
其れは...未だ世界の悪意を識らぬ幼子の戯れ...
――そして...縦糸は紡がれ...
運命の歯車は再び...静かに廻り始める……
二度にどと還かえらざる 淡あわき少年しょうねんの日々ひび
空そらを翔かける鳥とりは何処どこまでも 飛とべると信しんじてた
やがて振ふり返かえる 淡あわき少女しょうじょの日々ひび
水みずに映うつる月つきを何時いつの日ひか 取とれると信しんじてた
生うまれた時ときから 一緒いっしょだった
二人ふたりは何時いつも 一緒いっしょだった
絶たえず 一緒いっしょだった
優やさしい父ちちと 美うつくしい母ははと
そんな日々ひびが何時いつまでも 続つづいてゆくと信しんじてた
運命ミラに抗あながう者ものと 運命かのじょを受うけ入いれる者もの
嗚呼ああ...運命かみを殺あやめる者ものと 運命さだめに捧ささげられる者もの
野山のやまを駈かけ廻めぐった 流ながれる雲追くもおいかけて
夕暮ゆうぐれに漂ただよう匂においに 二人ふたりは家路いえじを競きそった……
狡猾な蠍の影...
廻り始めた歯車は誰にも止められない……
詩情溢れるアルカディアの山々
暮れ泥む秋の日の憧憬――
其れは...未だ世界の悪意を識らぬ幼子の戯れ...
――そして...縦糸は紡がれ...
運命の歯車は再び...静かに廻り始める……
二度にどと還かえらざる 淡あわき少年しょうねんの日々ひび
空そらを翔かける鳥とりは何処どこまでも 飛とべると信しんじてた
やがて振ふり返かえる 淡あわき少女しょうじょの日々ひび
水みずに映うつる月つきを何時いつの日ひか 取とれると信しんじてた
生うまれた時ときから 一緒いっしょだった
二人ふたりは何時いつも 一緒いっしょだった
絶たえず 一緒いっしょだった
優やさしい父ちちと 美うつくしい母ははと
そんな日々ひびが何時いつまでも 続つづいてゆくと信しんじてた
運命ミラに抗あながう者ものと 運命かのじょを受うけ入いれる者もの
嗚呼ああ...運命かみを殺あやめる者ものと 運命さだめに捧ささげられる者もの
野山のやまを駈かけ廻めぐった 流ながれる雲追くもおいかけて
夕暮ゆうぐれに漂ただよう匂においに 二人ふたりは家路いえじを競きそった……
狡猾な蠍の影...
廻り始めた歯車は誰にも止められない……