「ヤード」の歌詞 TOKYO No.1 SOUL SET

煙けむり始はじめた向むこう側がわに 一人ひとりの影かげが凛りんと浮うかぶ
何時いつまでも忘わすれはしないさ その横顔よこがおとそびえ立たつ薫かおり
今いまだから気きづき始はじめたのさ 今いまだから判わかり始はじめたのさ
少すこし遅おくれて着ついたけれど いつものようにやってみるから
あぁ、雨あめよ、降ふりすぎないでくれ 両手りょうてを振ふりすぎないでくれ
そう、そうさ、照てれくさい ちょっとした夢ゆめの話はなし

上うえと下したの歯はが、どうやら 噛かみ合あっていない様ようなんだ
噛かみ切きることが、今いまは出来できない そう、全すべての物ものを
かかるだろうが、時間じかんは やってみるさ、やってやるのさ
味あじわっていくところは、既すでに もう知しってるつもりだよ
グッと噛かみしめるのは きっと君きみも奥おくの方ほうさ
そう、そうさ、馬鹿馬鹿ばかばかしい ちょっとした夢ゆめの話はなし

聞きこえて来こないその小ちいさな声こえで まだ頼たよりないその首くびかしげ
いつも何なんのためそれを祈いのっているの まだ終おわれない間違まちがいの中なか

気きが遠とおくなって行ゆく程ほどの 大声おおごえで叫さけんでみる
そして下したを見下みおろしてみると そしてじっと、見みつめてみると
それを見みている自分じぶんだけど そういうことじゃないのさ
照てれくさいわけ、馬鹿馬鹿ばかばかしいわけ そういうことじゃないのさ
いらだちに、痛いたみに、悲かなしみに あやまるばかり
やぁ、今日きょうの始はじまりは 続つづきは続つづきを続つづけて行ゆく

より深ふかい眠ねむりの後あとは やがて夢ゆめの続つづきを
醒さめた朝あさの光ひかりで 全すべて忘わすれるけれど

悲かなしくなるのはいつもと同おなじ事ことだけれど

時ときが投なげかける夢ゆめを 今いまをはきつぶす想おもいを

聞きこえて来こないその小ちいさな声こえで まだ頼たよりないその首くびかしげ
いつも誰だれのためそれを祈いのっているの まだ終おわれない間違まちがいの中なか