「2020」の歌詞 TRICERATOPS

生うまれた時ときから建たっていたビルは
跡形あとかたもなく無なくなってしまった
おもちゃの汽車きしゃと回まわるキャンディーマシーン
ずっと一緒いっしょにはいられないんだね

でも大丈夫だいじょうぶさ
誰だれも壊こわせないものがここに一ひとつだけ
置おいてあるから

2020年にせんにじゅうねんの夜明よあけに映うつる僕ぼくら どんなんだろう
流行はやりの服ふくで 君きみに変かわらず歌うたって聞きかせるような
そんな僕ぼくでいたいのさ

何なにか掴つかむのが人ひとより遅おそかった
僕ぼくはまるで沈没ちんぼつしそうな船ふねのよう

でも君きみがいて ここまで来これた
進すすまなきゃ意味いみがないのさ これより先さきへ

2020年にせんにじゅうねんの夜明よあけに映うつる 君きみの体からだを
抱だきしめていたい 二人ふたりがこの愛あいに迷まよった時ときも
君きみを守まもり抜ぬくため

見渡みわたすと新あたらしい建物たてものが立たち並ならぶ
汚よごれてもかまわない 僕ぼくは君きみといるよ

空そらは今日きょうのエンドロール流ながし始はじめた
僕ぼくらを明日あすの世界せかいへと運はこんでいくよ 運はこんでいくよ

2020年にせんにじゅうねんの夜明よあけけに映うつる僕ぼくら どんなんだろう
流行はやりの服ふくで 君きみに変かわらず歌うたって聞きかせるような
そんな僕ぼくでいたいのさ