「バラは散る為に」の歌詞 Tourbillon

今いま 誓ちかいを掲かかげても また新あたらしい風かぜが吹ふく
僕ぼくらの先さきにある 冷つめたい時代じだいの果はてまで
今いま 君きみを抱だきしめても この痛いたみが続つづくなら
あの空そらに届とどくよ

人ひとは何故過去なぜかこを抱だき生いきてゆくのかい そして
時ときは何故未来なぜみらいの姿すがた 映うつさない
君きみは何故何者なぜなにものも 近付ちかづけまいと そして
バラは何故なぜ 自分じぶんさえも 支ささえきれない

そのトゲに この身みを 投なげ出だすから
どうか その胸むねで 許ゆるして

今いま 心こころから願ねがうよ 新あたらしい風かぜに負まけず
僕ぼくらの先さきにある 光ひかりと影かげも描えがこう
今いま 口くちづけを 交かわして なお 切せつなさに打うたれて
あの空そらに 歌うたうよ

風かぜは何故なぜ 行ゆき先さきも知しらず吹ふくのかい そして
バラは何故なぜ 散ちる為ために美うつくしく咲さく

痛いたいくらい風かぜに 吹ふかれたなら
どうか 微笑ほほえみを 僕ぼくに

今いま 君きみだけに誓ちかうよ つらぬけそうな事ことだけを
未来みらいの為ためにある 現在いまを重かさねて行ゆこう
ねぇ 口くちづけを 交かわしても なお不安ふあんを深ふかめたら
ずっと側そばにいるから

今いま 誓ちかいを掲かかげても また新あたらしい風かぜが吹ふく
僕ぼくらの明日あしたにある ぬるい時代じだいの果はてまで
今いま 君きみを抱だきしめてる この痛いたみは深ふかくなる
永遠とわに咲さき乱みだれて