文字サイズ
よみがな
風かぜが運はこぶもの
あたたかな空気くうき
春はるのおとずれや
心こころにしみる
さわやかな出会であい

風かぜが運はこぶもの
遠とおい町まちからの
すきとおる歌声うたごえや
美うつくしい言葉ことば
しあわせな想おもい

風かぜが運はこぶもの
それは悲かなしみか
季節きせつのうつろい
あふれ出でる涙なみだ
ひび割われた心こころ

アスファルトの隙間すきまから
汚けがれを知しらぬ命いのちが芽生めばえて―

時ときはめぐり来きて
やわらかな風かぜに
うまれ出でる物語ものがたり
風かぜとともに悲かなしみは
過すぎてゆく―

過すぎてゆく―