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山ノ手線やまのてせん 最終さいしゅうで何処どこへ行いこうと云いうの?

都市まちの芳香においが変かわり桜さくらはもう散ちっている
急いそいで帰かえる気温きおんは疾とうに北きたへと逃にげ去さった様よう
抜ぬけ駆がけで何処どこへでも遊あそびに行ゆきましょう
もっと酔よって居いたい
哀かなしく満みたされ寒さむさより明あかるさが疎うとましいのさ

都市まちのネオンはきっと星達ほしたちを奪うばったのだ
希望きぼうの通とおり黒くろい時間じかんが二人ふたりを匿かくまっている
抜ぬけ駆がけで何処どこへでも私あたしを連つれて行いって
今日きょうは帰かえらない
素面しらふになってしまいそう
遠とおくまで揺ゆらせて運はこんで行いって
もっと酔よって居いたい
哀かなしく汚よごされ何時いつもより撓しなやかに忘わすれたいのさ

白しろく照てらされる日々ひびに置おいて行いかれそうで
ちょっと隠かくれたいだけ
分わかっている
是以上これいじょうは無ない

だから連つれて行いって
帰かえりたくない
誰だれも知しらないけど
何なにより嗚呼ああ!
あなたが疎うとましいのさ