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一ひとつの大地だいちに国境こっきょうを縫ぬってゆく
万物ばんぶつの全すべてをそっとそっと忘わすれて

砂すなに埋うもれし ひび割われた神像しんぞう
争あらそいし人々ひとびとを見みつめて
流ながす涙なみだは救すくいの色いろか?
祈いのった両手りょうては救すくいの形かたちか?

むさぼり勝まさる王おうの微笑ほほえみ
返かえり血ちを浴あびても瞬まばたきもせずに
戦士せんしが失うしなった足あしの針はりと
戦士せんしがひきずる臓物ぞうもつの糸いとで

一ひとつの大地だいちに国境こっきょうを縫ぬってゆく
万物ばんぶつの全すべてをそっとそっと忘わすれて

空そらに開あいた巨大きょだいな穴あなは
命無いのちなき者々ものものを吸すい込こんで
かれた草花くさばなの花園はなぞのには
幻想げんそうの蝶ちょうを追おう子供達彷徨こどもたちさまよう
燃もえ盛さかる海うみに身みを投なげた
最期さいごに握にぎった手ての中なかには
過去かこの文明ぶんめいと繁栄はんえいの記憶きおくが
砂煙すなけむりの中なかに消きえてゆく

一ひとつの歴史れきしに幕まくを降おろしてゆく
万物ばんぶつの全すべてはそっとそっと忘わすれて

地球ほしが燃もえてゆく この青あおき宇宙そらの下したで
地球ほしが燃もえてゆく この青あおき宇宙そらの下したで