文字サイズ
よみがな
土砂降どしゃぶりの中なか 傘かさもささずに あなたへと走はしる
冷つめたい水みずしぶき 震ふるえる恋心こいごころ 悴かじかむ手足てあし さ迷まよう

光ひかりと影かげの 狭間はざまでひとり 濡ぬれそぼつブランコ
うつろな存在そんざいの 愛あいのことば達たちは 触ふれてはすぐに 消きえうせる

手てと手てを重かさね合あわせて 肩かたを寄よせ合あい
ただ同おなじ雨あめの中なか 仔猫こねこのように うずくまっていた
15'sフィフティーズ winter

雨あめが途切とぎれた 夕暮ゆうぐれの町まち 宝物探たからものさがす
びしょぬれの心こころが 温ぬくもりを求もとめて あなたの肌はだに 潜もぐり込こむ

誰だれもいない公園こうえん はぐれた二人ふたり
おもちゃのような希望きぼうで 凍こごえた指ゆびを 温あたため合あってた
16'sシックスティーンズ winter

あなたの背中越せなかごし 見上みあげた空高そらたかく 果はてしなく

あなたしか見みえなくて 寝転ねころんだけれど
ある日空ひそらがひび割われ はがれ落おちる プラネタリウム

鳥とりはたまごの中なかから 抜ぬけ出だすために
世界せかいを打うち砕くだいて 暗闇くらやみから 自力じりきで飛とび出だす
17セブンティーン summer

青空あおぞらと
太陽たいようへ