文字サイズ
よみがな
遠とおいいにしえの恋こいの想おもい出でに
眠ねむれずに昔むかしの写真しゃしんをこっそり出だして見みる
遥はるか町まちを見下みおろして木陰こかげに座すわり
風かぜに吹ふかれたあの時ときのあなたの横顔よこがおの甘あまさ

いにしえの恋こいの想おもい出では遠とおすぎて
今いまはもう何なにもあの日ひから帰かえらない

夕闇ゆうやみの中なかで見みつけたコスモスの花はなを
私わたしの髪かみに差さしてくれたあなたの優やさしさ
時ときを越こえて甦よみがえる恋こいの悩なやましさに
眠ねむれずに昔むかしの手紙てがみを読よむのは
私わたしだけでしょうか

いにしえの恋こいの想おもい出では遠とおすぎて
今いまはもう何なにもあの日ひから帰かえらない