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よみがな
生殺与奪せいさつよだつの人ひとの業ごう 八百万やおよろずの虫唾むしず
刎はねた首くびの眼まなこに映うつる爛ただれた化ばけの皮かわ

そんなお前まえの艱苦かんくを渇望かつぼう…強したたか咽喉のどを鳴ならす

恐おそれ慄おののくは哀あわれや哀あわれ
慌あわてふためくは滑稽こっけいの様さま
歎なげき泣なき叫さけぶ哀あわれや哀あわれ
爪つめを研とぎ澄すまし酷刑こっけいの様さま

愛あいせるのならば…
愛あいされるならば…
物言ものいわぬ骸むくろで良いい…
勾引かどわかされた籠かごの中なか 触ふれた温ぬくもりが痛いたい
言葉ことばを奪うばわれて…
心壊こころこわされて…
落おちるは奈落ならく…

「丸まるい闇やみ」

残のこされたのは悔恨呪怨かいこんじゅおん 私わたしが貪むさぼり喰くらう

口くちから漏もれる懇願こんがんが 腐臭ふしゅうを撒まき散ちらす
引ひき摺すり出だされた成なれの果はて 赤黒あかぐろい走馬灯そうまとう

そんなお前まえの艱苦かんくを渇望かつぼう…強したたか咽喉のどを鳴ならす