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校舎こうしゃの窓まどから見みえる景色けしきはいつも曇くもって
「誰だれか隠かくれてタバコを吸すってるからだわ」

黒くろい髪かみの毛け オシャレなメガネ スカートの長ながさは適度てきどに
「ねぇ先生せんせい、あたしわからないことがあるの」

命いのちより大事だいじな大人おとなの駆かけ引ひき
どうしても素敵すてきに見みえてしまうわ

あたしが制服脱せいふくぬいだら
もうこんなに大人おとななのに
いけないことばっかりがどうしても気きになるの

嘘うそが大好だいすき がまんは大嫌だいきらい
「テスト勉強べんきょうなんて全然ぜんぜんしてないよ」

白しろいブラウス 小ちいさなリボン スカートの中なかの裏うらワザ
「ねぇ先生せんせい、あたしのこと好すきでしょ?」

タバコもケンカもしたことないから
ねぇもっとたくさん褒ほめてほしいの

あたし退屈たいくつで仕方しかたないのよ
もっと気きにかけてほしいの
下くだらない授業抜じゅぎょうぬけ出だす屋上おくじょうの5限目ごげんめ

あたし本当ほんとうはもっと悪わるい子こよ
だけどそんな安やすくないよ
校舎こうしゃの裏庭うらにわに残のこった足跡あしあと

あたし本当ほんとうは何なにかを変かえられると思おもってたの
案外あんがいなんにもできないノートの切きれ端はし