「スクールゾーン」の歌詞 cali≠gari

ヘッドライト。
粉々こなごなに飛とび散ちった星屑ほしくずの交差点こうさてん。

スクールゾーン。
思おもい出だすこの道みちが退屈たいくつだったんだ。

ランドセル。
ガチャガチャと走はしり出だし影踏かげふみで鬼おにごっこ。

ガードレール。
飛とび越こせたあの日ひなら空そらだって飛とべたね。

いつも夢ゆめばっか見みてたさ。
「何なにになろうかな？」
明日あしたを無駄遣むだづかいしてた。

だから夢ゆめなんてやめたさ。
息いきも吐つかずに同おなじ孤独こどくを生いきよう。

ブロック塀べい。
よじ登のぼり道無みちなき道みりを駆かけ抜ぬけた眩まぶしい日々ひび。

スクールゾーン。
決きめられたこの道みちが大嫌だいきらいだったんだ。

凡すべての色いろが死しんだ夜よるに、僕達ぼくたちは何なにを守まもろう？
凡すべての色いろが死しんだ夜よるに、僕達ぼくたちは何なにを語かたろう？
凡すべての色いろが死しんだ夜よるに、僕達ぼくたちは何なにを繋つなごう？
凡すべての色いろが死しんだ夜よるに、僕達ぼくたちは何なにを叫さけぼう？

ー汚レタ体デ暮レ惑イ、
来シ方行ク末、只、思ウ。ー

今いまじゃ夢ゆめなんてやめたさ。
何なにも無ない街まち。
僕達ぼくたちは此処ここにいるよ。

だから夢ゆめなんてやめたのさ。
息いきも吐つかずに同おなじ孤独こどくを生いきよう。

ビルの陰かげから朝日あさひが、
ほら何なにでもない僕ぼくに笑わらいかけるんです。
窓まどに映うつった空そらから、
でも何なにとかなる僕ぼくに笑わらいかけるんです。

ビルの陰かげから朝日あさひが、
ハイハイ、ハイハイ、ハイハイ。
窓まどに映うつった空そらから、
ハイハイ、ハイハイ、ハイハーイ。

ハイハイハイ、ハイヨー！