「白ノ娘」の歌詞 mothy_悪ノP,弱音ハク(初音ミク)
2010/12/22 リリース- 作詞
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この楽曲へのみんなの気持ち
「生いきていてごめんなさい」 いつのまにか口癖くちぐせ
弱音よわねばかり吐はいていた つまらぬだけの人生じんせい
村むらの人ひとたちは皆みな きれいな緑みどりの髪かみ
仲間外なかまはずれの私わたし 人ひとと違ちがう白しろい髪かみ
森もりの奥おくで密ひそかに そびえ立たつ千年樹せんねんじゅ
私わたしはここで一人ひとり 神かみに願ねがいをかけた
孤独こどくに生いき続つづけること それはとても寂さびしい
だれでもいい私わたしの 友達ともだちになって欲ほしい
彼女かのじょと出会であったのは 千年樹せんねんじゅのすぐそば
倒たおれていた彼女かのじょを 助たすけたのが始はじまり
いつのまにか二人ふたりは とても仲良なかよくなった
だけど私わたしと彼女かのじょ 何なにもかもが違ちがった
村むらの中なかの誰だれより きれいな緑みどりの髪かみ
その優やさしい声こえと笑顔えがお 誰だれからも愛あいされた
どうしてこんな私わたしにも 優やさしくしてくれるの?
自分じぶんより劣おとる女おんなを 憐あわれんでるつもりなの?
卑屈ひくつな私わたしを抱だきしめて
彼女かのじょはささやいた
「あなたは誰だれより素敵すてきな人ひとよ」
涙なみだがこぼれた
たとえ世界せかいの全すべての人ひとが
私わたしを蔑さげすみ笑わらっても
必要ひつようとしてくれる人ひとがいる
それだけで幸しあわせだった
二人ふたりで村むらを飛とび出だして 街まちで暮くらし始はじめた
不慣ふなれな生活せいかつでも 一緒いっしょなら大丈夫だいじょうぶ
裕福ゆうふくな商人しょうにんの 婦人ふじんの使用人しようにん
生いきるために選えらんだ 私わたしたちの仕事しごと
ある日屋敷ひやしきで見みかけた 青あおい髪かみの優男やさおとこ
あいつと彼女かのじょの出会であいが 全すべてを狂くるわせた
海うみの向むこうの国くにの王おう 彼かれは彼女かのじょを深ふかく愛あいし
隣となりの国くにの王女おうじょの 求婚きゅうこんを拒こばんだ
国くには戦火せんかに包つつまれた
王女おうじょが下くだした命令めいれい
「緑みどりの髪かみの女おんなは全すべて
殺ころしてしまいなさい」
みんなみんないなくなってしまった
白しろい髪かみの私以外わたしいがい
彼女かのじょの代かわりに私わたしが死しねばよかったのに
どうして どうして
「生いきていてごめんなさい」 いつのまにか口癖くちぐせ
弱音よわねばかり吐はいていた つまらぬだけの人生じんせい
港町みなとまちの教会きょうかい 新あらたに暮くらし始はじめた
革命かくめいで王女おうじょが死しんだと 風かぜの噂うわさで聞きいた
彼女かのじょと出会であったのは 教会きょうかいのすぐそば
倒たおれていた彼女かのじょを 助たすけたのが始はじまり
いつのまにか二人ふたりは とても仲良なかよくなった
だけど私わたしと彼女かのじょ 何なにもかもが違ちがった
誰だれもいない夜よるの懺悔室ざんげしつ
偶然聞ぐうぜんきいてしまった彼女かのじょの告白こくはく
ああ なんということでしょう
彼女かのじょは正まさに
-悪あくノ娘むすめ-
街まちはずれの小ちいさな港みなと
一人ひとりたたずむあの娘こ
背後はいごから近ちかづく私わたし
懐ふところからナイフ
取とり出だして王女おうじょの背中せなかに向むけて
振ふり上あげた
あなたに謝あやまらければいけないことがあるの
私結局わたしけっきょくあなたの仇かたきはとれなかった
あの娘こは昔むかしの私わたし とてもとても孤独こどくな人ひと
ひとりで生いき続つづけること それはとても寂さびしい
なにもできなかったあの娘こ
少すこし料理りょうりがうまくなった
今日きょうのおやつのブリオッシュ
とってもうまく焼やけてる
あの時ときあの海辺うみべで
一瞬見いっしゅんみえた幻覚げんかく
あの少年しょうねんはいったい
誰だれだったのかしら?
弱音よわねばかり吐はいていた つまらぬだけの人生じんせい
村むらの人ひとたちは皆みな きれいな緑みどりの髪かみ
仲間外なかまはずれの私わたし 人ひとと違ちがう白しろい髪かみ
森もりの奥おくで密ひそかに そびえ立たつ千年樹せんねんじゅ
私わたしはここで一人ひとり 神かみに願ねがいをかけた
孤独こどくに生いき続つづけること それはとても寂さびしい
だれでもいい私わたしの 友達ともだちになって欲ほしい
彼女かのじょと出会であったのは 千年樹せんねんじゅのすぐそば
倒たおれていた彼女かのじょを 助たすけたのが始はじまり
いつのまにか二人ふたりは とても仲良なかよくなった
だけど私わたしと彼女かのじょ 何なにもかもが違ちがった
村むらの中なかの誰だれより きれいな緑みどりの髪かみ
その優やさしい声こえと笑顔えがお 誰だれからも愛あいされた
どうしてこんな私わたしにも 優やさしくしてくれるの?
自分じぶんより劣おとる女おんなを 憐あわれんでるつもりなの?
卑屈ひくつな私わたしを抱だきしめて
彼女かのじょはささやいた
「あなたは誰だれより素敵すてきな人ひとよ」
涙なみだがこぼれた
たとえ世界せかいの全すべての人ひとが
私わたしを蔑さげすみ笑わらっても
必要ひつようとしてくれる人ひとがいる
それだけで幸しあわせだった
二人ふたりで村むらを飛とび出だして 街まちで暮くらし始はじめた
不慣ふなれな生活せいかつでも 一緒いっしょなら大丈夫だいじょうぶ
裕福ゆうふくな商人しょうにんの 婦人ふじんの使用人しようにん
生いきるために選えらんだ 私わたしたちの仕事しごと
ある日屋敷ひやしきで見みかけた 青あおい髪かみの優男やさおとこ
あいつと彼女かのじょの出会であいが 全すべてを狂くるわせた
海うみの向むこうの国くにの王おう 彼かれは彼女かのじょを深ふかく愛あいし
隣となりの国くにの王女おうじょの 求婚きゅうこんを拒こばんだ
国くには戦火せんかに包つつまれた
王女おうじょが下くだした命令めいれい
「緑みどりの髪かみの女おんなは全すべて
殺ころしてしまいなさい」
みんなみんないなくなってしまった
白しろい髪かみの私以外わたしいがい
彼女かのじょの代かわりに私わたしが死しねばよかったのに
どうして どうして
「生いきていてごめんなさい」 いつのまにか口癖くちぐせ
弱音よわねばかり吐はいていた つまらぬだけの人生じんせい
港町みなとまちの教会きょうかい 新あらたに暮くらし始はじめた
革命かくめいで王女おうじょが死しんだと 風かぜの噂うわさで聞きいた
彼女かのじょと出会であったのは 教会きょうかいのすぐそば
倒たおれていた彼女かのじょを 助たすけたのが始はじまり
いつのまにか二人ふたりは とても仲良なかよくなった
だけど私わたしと彼女かのじょ 何なにもかもが違ちがった
誰だれもいない夜よるの懺悔室ざんげしつ
偶然聞ぐうぜんきいてしまった彼女かのじょの告白こくはく
ああ なんということでしょう
彼女かのじょは正まさに
-悪あくノ娘むすめ-
街まちはずれの小ちいさな港みなと
一人ひとりたたずむあの娘こ
背後はいごから近ちかづく私わたし
懐ふところからナイフ
取とり出だして王女おうじょの背中せなかに向むけて
振ふり上あげた
あなたに謝あやまらければいけないことがあるの
私結局わたしけっきょくあなたの仇かたきはとれなかった
あの娘こは昔むかしの私わたし とてもとても孤独こどくな人ひと
ひとりで生いき続つづけること それはとても寂さびしい
なにもできなかったあの娘こ
少すこし料理りょうりがうまくなった
今日きょうのおやつのブリオッシュ
とってもうまく焼やけてる
あの時ときあの海辺うみべで
一瞬見いっしゅんみえた幻覚げんかく
あの少年しょうねんはいったい
誰だれだったのかしら?