「群衆」の歌詞 rumania montevideo

AH きしむそのドア かからない鍵かぎ
あきた退屈たいくつ くさる記憶きおくにかぶさる毎日まいにち
見みえない 暗くらさに紛まぎれた騒動そうどう

AH 鳴ならない電話でんわ うるさいラジオ
かきむしられる耳みみの奥おくの 頭あたまの奥おくのほう
最初さいしょで最後さいごの大おおきなけだるさ

人工じんこうの星ほしの下した 足あしをとめて

追おい越こしてく 人ひとの群むれ
「おやすみ」が横切よこぎる前まえに
家いえのベッドに身体深からだふかくして

AH 山やまのようなルール 脱ぬぎさらしのジーンズ
増ふえていく染しみ ひとつ 諦あきらめ 慰なぐさめ 逃走とうそう
絡からんだ鎖くさりをひきずり逃にげ惑まどう

明日あすを飾かざって 眺ながめて 捨すてよう
リアルな自分じぶんを見みつけるものはない

大おおきな波なみのよな足音あしおと
季節きせつが動うごく前まえに
羽はねのベッドに身体深からだふかくして

追おい越こしてく 人ひとの群むれ
「おやすみ」が横切よこぎる前まえに
家いえのベッドに身体深からだふかくして

流ながされてく 人ひとの波なみ
最期さいごの一人ひとりになっても
堅かたいベッドに身体横からだよこたえて