「ガンジスに紅い薔薇」の歌詞 the GazettE

例たとえるなら そう君きみは
羽広はねひろげ水面すいめんに落下らっかしたがっていたCrowクロウ 無邪気むじゃきに遊あそぶ目めは何なにを見みる

痩やせた手て 天てんを指さす少女しょうじょに どうか安楽あんらくを…

首くびにぶら下さがるBrassブラスのロザリオ
差さし替かえられたのは薄茶うすちゃのLeatherレザー Ropeロープ
微笑びしょうまじりのHymnヒムン 途切とぎれると同時どうじに君きみは踏ふみ外はずす

揺ゆれる影かげを見みて 理性りせいは削そがれた
理解りかいは無意味むいみと散ちらばるCultカルト 冷つめたく鳴なく鐘かねの音ね

寡黙かもくを飾かざったFebruaryフェブラリー 重かさねた掌てのひら 祈いのりは深ふかく
救すくえぬ神かみよ どうか回答かいとうを
生命いのちの価値かちを死しで感かんじ その死しは生命いのちの花はなを咲さかすと
無色むしょくの神かみと眠ねむる枯かれた薔薇ばら
溺おぼれてる君きみを抱かかえ 美うつくしき闇やみへと向むかおう

蝋ろうが溶とけるように形かたちは奪うばわれた
影残かげのこせぬ明日あすに 現実以上いまいじょうの何なにがあるだろうか

君きみに告つげる どうか悲かなしまないで その目めに何なにも映うつらなくても

寡黙かもくを飾かざったFebruaryフェブラリー 重かさねた拳こぶし 祈いのりは深ふかく
救すくえぬ神かみよ どうか回答かいとうを
生命いのちの価値かちを死しで感かんじ その死しは生命いのちの花はなを咲さかすと
置おき去ざりの言葉ことばが歌うたう

寡黙かもくを飾かざったBirthバース dayデイ 幾度いくども祝いわい続つづけたこの日ひに
生うまれ育そだち愛あいした此処ここで
弱よわく揺ゆられ流ながれていく その眠ねむりよ永久とわに美うつくしく
君きみの旅路たびじを飾かざった赤あかい薔薇ばら

安やすらかにと願ねがうのは 決けっして情任じょうまかせの言葉ことばじゃない
君きみが心こころから笑わらえるような 幸福こうふくは其処そこにあるのか