「巴里の女性マリー」の歌詞 the pillows

僕ぼくは街まちはずれのアトリエで
売うれない絵えを描かいて暮くらしてる
君きみは有名ゆうめいな 巴里ぱりのお嬢じょうさん
この街まちいちばんの金持かねもちさ

二人ふたりの恋こいはもう期限切きげんぎれなのか
すれちがったまま手遅ておくれなのか

楽たのしかった日々ひびもあったな
夜中抜よなかぬけ出だして散歩さんぽしたものさ
あの日待ひまち合あわせに遅おくれたわけを
どうして確たしかめてくれなかったんだい

今いまの君きみのボーイフレンドは
冷うめたい人ひとさ 分わかってるくせに

マリー 君きみのことが大好だいすきだよ
そばにいてほしい抱だきしめていたい
マリー 君きみの肖像画しょうぞうがを描かくよ
飾かざりはいらない微笑ほほえんでおくれ
僕ぼくのとなりでさ

なにひとつ不自由ふじゆうのないスペースで
君きみは欲ほしいもの手てに入はいったのかい
そんな銀色ぎんいろのドレスなんかよりもずっと
あのワンピースは輝かがやいていたよ。

僕ぼくの人生じんせいのなかで
やっと見みつけた素敵すてきな笑顔えがおさ

なにもかも吹ふき飛とばすピストルで
ゆううつな世界せかいに引ひき金がねひくよ

マリー 君きみのことが大好だいすきだよ
そばにいてほしい抱だきしめていたい
マリー 君きみの肖像画しょうぞうがを描かくよ
飾かざりはいらない微笑ほほえんでおくれ
僕ぼくのとなりでさ