「Specter of kingdom」の歌詞 vistlip

墓はかの前まえ、血液けつえき撒まいて、一度いちどだけ生いき返へんらそう
宿題しゅくだいの研究けんきゅう対象たいしょうさ
どんな行動こうどうに出でるんだアンデッド

土つちの下した、細胞さいぼうが呼吸こきゅうして、ゆっくりと臓器ぞうきを成形せいけい
時折ときおりの嫌いやな音おとが、痛いたそうで耳みみを塞ふさいだ

蘇生そせいして踏ふみ出だす一いっ歩目ぽめ、あどけなく転ころんでしまう
挫くじけずに踏ふみ出だす二歩にほ目め、強つよい意志いし垣間見かいまみる

棺かんのベッドゆらゆら
西暦せいれき何年なんねん?何曜日なんようび?
"時ときを越こえて"
思おもったよりはそうでもない
だから今夜こんや会あいに行いこう
置おき去ざりの姫君ひめぎみよ
君きみの事ことだ
星空ほしぞらの下した、泣ないているんだろう?

一部いちぶだけ破損はそんが酷むごい
ネジを巻まいて応急おうきゅう処置しょちを
足たりなかったパーツを探さがし、心こころだけ埋うめられない

よちよち危あぶない三さん歩目ほめ、手てを借かりず此処ここまでおいで
感動かんどうすら覚おぼえた四よん歩目ほめ、強つよい意志いし讃たたえたい

棺かんのベッドゆらゆら
西暦せいれき何年なんねん?何曜日なんようび?
"時ときを超こえて"
思おもったよりはそうでもない
だから今夜こんや会あいに行いこう
置おき去ざりの姫君ひめぎみよ
君きみの事ことだ
星空ほしぞらの下した、泣ないているんだろう?

あの時ときは僕ぼくも彼かれも、ドラマティック期待きたいしたんだ
繰くり返かえし感謝かんしゃする君きみ、本当ほんとうよかった、よかったって…

城下じょうか街まちの花屋はなやで、在あるだけの薔薇ばらを買かい
合鍵あいかぎを抱だいて、踊おどり出だす胸むねに鼓動こどうは無ない
驚おどろかせようと開あけた扉とびらの向むこう、影かげ二ふたつ
瞳ひとみを閉とじていて
今いますぐに殺ころしてあげるから