「林檎売りの泡沫少女」の歌詞 yukkedoluce,GUMI
2013/1/9 リリース- 作詞
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この楽曲へのみんなの気持ち
遠とおい遠とおい時ときの果はて そこに住すまう人ひとは皆みな
永遠えいえんの命いのちをもつ世界せかいでの話はなし
赤あかい実みの成なる木きの下した La La Lu La 生うまれながらに
死しの呪のろいがかけられた少女しょうじょの話はなし
色付いろづいた街外まちはずれ 蒼あおく光ひかる湖畔こはん 赤あかい実みのお菓子屋かしや
ちょっぴり寒さむくなった今日きょうは妙みょうに誇ほこらしげ 自信作じしんさくを売うりにゆく
待まってて 今度こんどこそ 美味おいしいんだから
時計塔とけいとうの見みえる市いち 驚おどろいた
珍めずらしく賑にぎやかね La La Lu La Lucky!!
物憂ものうげな街まちの隅すみ ひとり
赤あかい実みのパイどうですか 自信作じしんさくなの
そんなのひとつも売うれないさ 少女しょうじょを見みて蔑さげすむ人達ひとたち
みんなと何なにも変かわらないのに 美味おいしくできたのに
今日きょうも声こえは届とどかないのね
まるで透明とうめいになったみたいだわ
そうして誰だれもが知しらぬ振ふりをした
何故なぜなら少女しょうじょは呪のろわれているから
死しんだ世界せかいで唯ただひとり生いきていた少女しょうじょの話はなし
夜よなべでアレンジパイとにっこりスマイル引ひっ提さげ
少女しょうじょはまだ諦あきらめない
時計塔とけいとうの針はりも空そらを指さして お腹なかも鳴なるそんな時とき
ふと後うしろから人ひとが少女しょうじょを押おす 甘あまい籠かごは落おちる
お菓子かしを踏ふみ行ゆく人達ひとたち 平気へいきな顔かおしてさ
惨みじめに拾ひろい集あつめる ふともうひとりの手てが
どろどろのパイを徐おもむろに口くちに入いれて「おいしいね」
その声こえで心こころは溢あふれた
まるで輪郭りんかくを描えがいたみたいだわ
そうして彼かれは手てを差さし出だした
何故なぜなら少女しょうじょに呪のろわれているから
死しんだ世界せかいで唯ただふたり生いきていた遠とおい物語ものがたり
街まちの人達ひとたちは哀あわれむ 赤あかい実みを食たべて呪のろわれた者ものを
永遠えいえんに生いきられずに死しぬのさ 嗚呼ああなんて可哀想かわいそうな話はなし
ふたりは笑わらう それでも笑わらう
La La La とっても素敵すてきな呪のろいね
例たとえ明日死あしたしんでも『今いま』が確たしかで大切たいせつになるから
もう声こえは届とどかないのね
まるで透明とうめいになったみたいだわ
そうして誰だれもが知しらぬ振ふりをした
何故なぜなら世界せかいが呪のろわれているから
『永遠えいえん』の呪のろいは解とかれていた
まるでふたりの方ほうが狂くるったみたいだろう
そうしていつか笑わらうように眠ねむる
何故なぜならふたりは放はなたれているから
死しんだ世界せかいで唯ただふたりだけが幸しあわせだった
永遠えいえんの命いのちをもつ世界せかいでの話はなし
赤あかい実みの成なる木きの下した La La Lu La 生うまれながらに
死しの呪のろいがかけられた少女しょうじょの話はなし
色付いろづいた街外まちはずれ 蒼あおく光ひかる湖畔こはん 赤あかい実みのお菓子屋かしや
ちょっぴり寒さむくなった今日きょうは妙みょうに誇ほこらしげ 自信作じしんさくを売うりにゆく
待まってて 今度こんどこそ 美味おいしいんだから
時計塔とけいとうの見みえる市いち 驚おどろいた
珍めずらしく賑にぎやかね La La Lu La Lucky!!
物憂ものうげな街まちの隅すみ ひとり
赤あかい実みのパイどうですか 自信作じしんさくなの
そんなのひとつも売うれないさ 少女しょうじょを見みて蔑さげすむ人達ひとたち
みんなと何なにも変かわらないのに 美味おいしくできたのに
今日きょうも声こえは届とどかないのね
まるで透明とうめいになったみたいだわ
そうして誰だれもが知しらぬ振ふりをした
何故なぜなら少女しょうじょは呪のろわれているから
死しんだ世界せかいで唯ただひとり生いきていた少女しょうじょの話はなし
夜よなべでアレンジパイとにっこりスマイル引ひっ提さげ
少女しょうじょはまだ諦あきらめない
時計塔とけいとうの針はりも空そらを指さして お腹なかも鳴なるそんな時とき
ふと後うしろから人ひとが少女しょうじょを押おす 甘あまい籠かごは落おちる
お菓子かしを踏ふみ行ゆく人達ひとたち 平気へいきな顔かおしてさ
惨みじめに拾ひろい集あつめる ふともうひとりの手てが
どろどろのパイを徐おもむろに口くちに入いれて「おいしいね」
その声こえで心こころは溢あふれた
まるで輪郭りんかくを描えがいたみたいだわ
そうして彼かれは手てを差さし出だした
何故なぜなら少女しょうじょに呪のろわれているから
死しんだ世界せかいで唯ただふたり生いきていた遠とおい物語ものがたり
街まちの人達ひとたちは哀あわれむ 赤あかい実みを食たべて呪のろわれた者ものを
永遠えいえんに生いきられずに死しぬのさ 嗚呼ああなんて可哀想かわいそうな話はなし
ふたりは笑わらう それでも笑わらう
La La La とっても素敵すてきな呪のろいね
例たとえ明日死あしたしんでも『今いま』が確たしかで大切たいせつになるから
もう声こえは届とどかないのね
まるで透明とうめいになったみたいだわ
そうして誰だれもが知しらぬ振ふりをした
何故なぜなら世界せかいが呪のろわれているから
『永遠えいえん』の呪のろいは解とかれていた
まるでふたりの方ほうが狂くるったみたいだろう
そうしていつか笑わらうように眠ねむる
何故なぜならふたりは放はなたれているから
死しんだ世界せかいで唯ただふたりだけが幸しあわせだった