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「トロイメライ」の歌詞 ナイトメア

2006/5/10 リリース
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揺ゆれた、窓枠まどわくがきりとる灼やけた視界しかい。
四角しかくい景色けしきが連つれてきた過去かこの自分じぶん。

ただ色褪いろあせゆく追憶ついおくに、今足いまたりないものを拾ひろった。

痛いたいくらいに降ふり頻しく太陽たいようの棘とげ。
見上みあげては手てを透すかした。
鈍色にびいろに輝かがやいた刹せつの季節きせつに、潤うるみ色いろの熱ねつは消きえた。

あのとき、無駄むだに背伸せのびをする自分じぶんがいた。

「あと幾いくとせの夏なつを越こせば大人おとなになれる?」と指ゆびを折おった。

「真上まうえから見下みおろせばすべてが見みえる、嘘うそや醜みにくさもすべて。」
太陽たいようがそう語かたるように思おもえた。
幼おさなさが可笑おかしく、笑わらった。

真昼まひるの月つきが耳元みみもとでそっと囁ささやいた。
この瞬間しゅんかん、今いまは二度にども訪おとずれてくれないと。

大切たいせつなこと、大事だいじなもの、拾ひろい集あつめて、今いまを生いきる。

五月蝿うるさすぎる蝉せみの音ねさえも遠とおくにかすむ。
あの日ひには戻もどれない。
わかり切きったそんなことすらも息いきを吹ふき返かえす夜よる。

痛いたいくらいに降ふり頻しく太陽たいようの棘とげ。
見上みあげては手てを透すかした。
鈍色にびいろに輝かがやいた刹せつの季節きせつに、潤うるみ色いろの熱ねつは消きえた。