「風の詩を聴かせて」の歌詞 桑田佳祐

夢ゆめの枕まくらに寄より添そって
もう一度いちどだけ名なを呼よんで
ひとりぼっちの世界せかいで
かりそめの逢瀬おうせ

永遠とわの彼方かなたへ You'reユーアー myマイ angelエンジェル.
海うみを称たたえ 人間ひとを愛あいして
二度にどと帰かえらぬ旅たびに出でる

夏なつの日ひよ Loveラブ youユー foreverフォーエバー.
儚はかなきは陽炎かげろう
波なみに舞まい 帆揺ほゆれてた
人ひとはもう亡ない

海鳴うみなる風かぜに抱だかれ
無常むじょうに泣なくばかり
現在いまも忘わすれ得えぬ
Youユー areアー breathingブリージング inイン myマイ spiritスピリット.

真夏まなつの夜よの星座せいざが
慕情ぼじょうに霞かすむ時とき
明日あすも Windウィンド isイズ highハイ.
もう涙なみだを止とめられない

盆ぼんの花火はなびは妙みょうに静寂せいじゃく
刹那せつなさを煽あおるはどうして?
艶あでやかな有終ゆうしゅうの美び
人ひとの世よの運命さだめ

生うまれ変かわれど Beビー myマイ angelエンジェル.
出逢であい 泣なき 笑わらい…そして
共ともに魂たましいは風かぜとなる

いつの日ひか Tillティル we'reウィーアー togetherトゥゲザー.
面影おもかげに戸惑とまどう
太陽たいようと戯たわむれた季節ときは終おわる

天使てんしのような翼つばさで
空そらを翔とべたなら
逢あいに行ゆきたい
Areアー youユー sailingセイリング nowナウ inイン heavenヘブン?

虹にじの向むこうに見みえるは
希望きぼうに燃もゆ未来みらい
守まもってくれたら
悲かなしみにはもう負まけない

海鳴うみなる風かぜに抱だかれ
口くちずさむメロディ
やがて Whenウェン Iアイ dieダイ.
雲くもの上うえで口くちづけして
あの日ひのまま笑顔えがおでいて
風かぜの詩うたをまた聴きかせて