「あの頃の私は。」の歌詞 ひいらぎ

周まわりの反対はんたいを押おし切きって 突つっ走ぱしった恋こいでした
むしろ相手あいても置おき去ざりにした がむしゃらな恋こいでした
恋こいに恋こいするような年頃としごろは とっくに過すぎてたけど
中学生ちゅうがくせいみたいな恋愛れんあいに 憧あこがれてた時期じきでした

あの頃ころはきっと 何なんなんだろうな 好すきになる事ことが好すきだったのかな?

恋こいに溺おぼれてしまうような そんな日々ひびを過すごしたかった
ドラマみたいにいかなくても それでもいいから
「貴方あなたがいなきゃダメだ」なんて 本気ほんきでそう言いえちゃうような
そんな恋こいがしたかったのに 残のこったものはなんだろうな?

思おもい返かえせば笑わらっちゃうような 散々さんざんな日々ひびでした
「便利べんりな女おんな」を絵えにかいたような そんな存在そんざいでした
それでも幸しあわせと感かんじていた 私わたしを殴なぐってください
でも殴なぐられたところで私わたしの 目めは覚さめなかったでしょう

あの頃ころはきっと 何なんなんだろうな 尽つくすという意味履いみはき違ちがえていた

恋こいに溺おぼれてしまうような そんな日々ひびを過すごしたかった
ドラマみたいにいかなくても それでもいいから
「貴方あなたがいなきゃダメだ」なんて 本気ほんきでそう言いえちゃうような
そんな恋こいがしたかったのに 残のこったものは…

優やさしさの意味いみを知しらないまま大人おとなになりました
だけどあの時ときはまったく意味いみなんか必要ひつようなくて

ただ貴方あなたをずっと好すきでいたかったそれだけなんです
誰だれかを好すきでいられる自分じぶんを褒ほめてあげたかっただけなの

恋こいに溺おぼれてしまうような そんな日々ひびを過すごしたかった
ドラマみたいにいかなくても それでもいいから
「貴方あなたがいなきゃダメだ」なんて 本気ほんきでそう言いえちゃうような
そんな恋こいがしたかったのに 残のこったものはなんだろうな?