「人魚姫」の歌詞 ひいらぎ

運命うんめいを恨うらんでしまうほどに どうしようもないくらい胸むねが苦くるしい
記憶きおくなど曖昧あいまいなものだけど あなたを忘わすれることはないでしょう

息継いきつぎが出来できないほど 深ふかく深ふかく 潜もぐったみたいね

誰だれの声こえも届とどかない深ふかい海うみの中なかで 刻きざむ鼓動こどうの数かずを数かぞえている
声こえをなくしてあなたと出逢であえるのならば 今いますぐあげるわ

完全かんぜんに道みちに迷まよい込こんだの 目めの前まえは眩まぶしすぎて良よく見みえない
手探てさぐりで崖がけっぷちを歩あるく 青あおい空そらを海うみだと言いい聞きかせて

引ひき返かえす事ことは出来できない ずっとずっと 一緒いっしょにいれるの?

言葉ことばでこの想おもいを伝つたえられるのなら 真実しんじつをあなたには聞きいてほしい
ナイフで抉えぐられるような痛いたみがあろうとも あなたと歩あゆもう

殺あやめることで私わたしが生いき残のこるなんて あなたが望のぞんだって意味いみなどない
泡あわのように静しずかに消きえてしまっても それでもいいの

想おもい出での貝殻かいがらを胸むねに抱かかえて