「ムラサキ☆サンセット」の歌詞 キリンジ

転ころがる石いしになりたいのかい、ガラスの玉たまよ
擦すり切きれて白しろくなってくすんでいくだけさ
右手みぎてで握にぎってあの娘達こらの裸はだかを描えがく
いつかは黄金きんの靴下くつしたを履はかせてやれるかい?

風かぜに巻まかれる枯葉かれはのように騒さわぎたてて
箒ほうきで掃はかれて焼やかれて消きえて

ムラサキ☆サンセット
ガラスの屑くずを踏ふみ鳴ならせ
我等われらのサンダンス
ムラサキ☆サンセット
ガラスの鈴ベルが鳴なり響ひびく
仄ほのかに揺ゆれるコスモ

水みずを張はった灰皿はいざらには沈しずむ吸殻すいがら
マッチ棒ぼうのような人生じんせい 身みをよじらせろ
両手りょうてに灰はいを掬すくいあげて ぎゅうっと握にぎれば
いつかはダイヤになるなんて
ダイヤなら傷きずつかないなんて
ダイヤのモンドが永遠とわなんて
他人たにんの夢ゆめさ

悲かなしい詩うたに希望きぼうの種子たねをふり蒔まこうぜ
棺ひつぎを満みたして花はなびらが舞まうよう

ムラサキ☆サンセット
ガラスの屑くずを踏ふみ鳴ならせ
誰だれかのサングラス
ムラサキ☆サンセット
ガラスの鈴ベルが鳴なり響ひびく
静しずかに揺ゆれるコロナ
棺ひつぎを満みたして花はなびらは舞まう

ムラサキ☆サンセット
ガラスの屑くずを踏ふみ鳴ならせ
我等われらのサンダンス
ムラサキ☆サンセット
ガラスの鈴ベルが鳴なり響ひびく
仄ほのかに揺ゆれるコスモ

ムラサキ☆サンセット
ガラスの屑くずを踏ふみ鳴ならせ
誰だれかのサングラス
ムラサキ☆サンセット
ガラスの鈴ベルが鳴なり響ひびく
静しずかに揺ゆれるコロナ