「元少年の歌」の歌詞 フラワーカンパニーズ

つまらないなと 退屈たいくつだなと 夢ゆめばかり見みていた
そんな日々ひびを時々ときどき 思おもい出だす事ことがある
手てに入いれたもの つかんだものが 急きゅうに小ちいさくなる
今いままでの毎日まいにちが 無駄むだに思おもえてしまう

初はじめて恋こいをした あの感かんじは今いまも
この胸むねの奥おくでまだ ずっとひざを抱かかえてる

大人おとなだって泣なくぜ 大人おとなだって恐こわいぜ
大人おとなだって寂さびしいぜ 大人おとなだってはしゃぐぜ

受うけ入いれること 認みとめあうこと それがわからなくて
色いろんなものを失なくして ここまでやってきた

恥はじをかいて 頭あたまをかいて 今日きょうもまたふんばろう
倒たおれたってかまわない またやり直なおせばいい

子供こどもの時見ときみえて 今見いまみえなくなったもの
もう一度見いちどみてみたくて 遠とおい空そらを見上みあげてる

大人おとなだって泣なくぜ 大人おとなだって恐こわいぜ
大人おとなだって寂さびしいぜ 大人おとなだってはしゃぐぜ

閉とじかけた心こころは 無理矢理むりやりじゃ開ひらかない
北風きたかぜと太陽たいようなら 太陽たいようになりたかった

大人おとなだって泣なくぜ 大人おとなだって恐こわいぜ
大人おとなだって寂さびしいぜ 大人おとなだってはしゃぐぜ
大人おとなだって愚痴ぐちるぜ 大人おとなだって逃にげるぜ
大人おとなだって遊あそぶぜ 大人おとなだって子供こどもだったんだぜ