「雪どけ」の歌詞 マルシア

今いま 駅えきに 着ついたところです
一人ひとりで あなた 待まってます
長ながい髪かみも 切きってきました
過去かこを 忘わすれたくて

優やさしい人ひとの 名前なまえすてて
あなたを選えらんだ 私わたし

地図ちずにない 街まちをさがして
あなたと二人ふたり 旅立たびだつわ
春はるが来くる 街まちに暮くらすの
もう 帰かえらない 帰かえれない

片道かたみちの 切符買きっぷかって
あなた… 待まつわ

まだ 寒さむい この街まちです
列車れっしゃを 待まてば むかい風かぜ
本当ほんとうの恋こいを 知しりもしないで
生いきて きたの私わたし

愛あいがあれば 何なにもいらない
あなたが 教おしえてくれた

冬ふゆのない 街まちをさがして
すべてをすてて 翔とび立たつわ
春はるを待まつ 雪ゆきどけ道みちも
もう 迷まよわない 恐おそれない

夢ゆめひとつ 胸むねにだいて
あなた… 待まつわ

壁かべに掛かかる 古ふるい時計とけい
時間じかんだけが 過すぎてゆく

嘘うそのない 街まちをさがして
あなたと二人ふたり 旅立たびだつわ
春色はるいろの 風かぜを追おいかけ
今いま 歩あるき出だす 走はしり出だす

人ひとの波なみ 背伸せのびすれば
あなた… 見みえる