「匂い玉」の歌詞 メレンゲ

久ひさしぶり自転車じてんしゃを買かった
キミにすぐ会あいたくなって
空あき地ちを抜ぬけ砂利道じゃりみちをこいでる
占うらないをあてにしたり
くせ毛げを気きにしたり
ゆるい所ところがいいよな

薄着うすぎなキミの事こと
その向むこうの想像図そうぞうずを
寄より道みちした 文房具屋ぶんぼうぐやで
僕ぼくはいま考かんがえてる

そうだよ もっと 近ちかづいて僕ぼくと話はなそうよ
匂におい玉だまみたいな夢ゆめにだまされ続つづけようよ
足たりない羽はねも 入いらないモノも 僕ぼくが引ひき取とるよ
今いま、キミによって 創つくられる僕ぼく

TVのマジックを見みて
驚おどろいてるキミをみて
僕ぼくも驚おどろいてみせた
番組ばんぐみは終おわらずに
タネまで明あかしてる
キミは夢中むちゅうに見みてる

世界せかいがいま幻まぼろしなら僕ぼくにもタネがあって
それを不意ふいに見みられた時とき
キミはどう思おもうんだろうな
表おもてと裏うら その境目さかいめを
隠かくし続つづけてくのかな

そうだよ もっと 近ちかづいて 僕ぼくと話はなそうよ
匂におい玉だまみたいな夢ゆめにだまされ続つづけたいんだ
覚さめない夢ゆめも 外はずれクジも 僕ぼくが引ひき取とるよ
見みえないものは 見みえないままでもいいから

そうだよ もっと 近ちかづいて 僕ぼくと話はなそうよ
今いま、キミによって 創つくられる僕ぼく