「横恋慕」の歌詞 中島みゆき

わるいけどそこで
眠ねむってるひとを
起おこしてほしいの
急いそいでるの
話はなしがあるの
夜更よふけでごめんね
泣ないててごめんね
みじかい話はなしよ
すぐにすむわ
さよなら あなた
ねてるふりで
話はなしは聞きこえてるはずよ
ためしに彼女耳かのじょみみから
受話器じゅわきを遠とおざけてみてよ
夜明よあけ前まえのバスで
あなたの住すむ町まちへ
着つくわと告つげれば
おどろく
あなたの背中見せなかみえる
うそです ごめんね
じゃまして ごめんね
これっきりでよすわ
一度いちどいうわ
好すきです あなた
明日あしたから私わたし
真夜中まよなかの国くにへ
朝陽あさひが見みえても
人ひとがいても さむい真夜中まよなか
終おわった恋こいなら
なかったようなもの
止とめ金がねのとれた
ブローチひとつ
捨すてるしかない
長ながい髪かみを
三みつ編あみにしていた頃ころに
めぐり逢あえればよかった
彼女かのじょより もう少すこし早はやく
たぶん だめね
それでも 時ときの流ながれさえ
見放みはなす私わたしの思おもいを
伝つたえてから 消きえたい
夜更よふけでごめんね
泣ないててごめんね
これっきりでよすわ
一度いちどいうわ
好すきです あなた

長ながい髪かみを
三みつ編あみにしていた頃ころに
めぐり逢あえればよかった
彼女かのじょより もう少すこし早はやく
たぶん だめね
それでも 時ときの流ながれさえ
見放みはなす私わたしの思おもいを
伝つたえてから消きえたい
夜更よふけでごめんね
泣ないててごめんね
これっきりでよすわ
一度いちどいうわ
好すきです あなた