「歌姫」の歌詞 中島みゆき
1982/3/21 リリース- 文字サイズ
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この楽曲へのみんなの気持ち
淋さみしいなんて
口くちに 出だしたら
誰だれもみんな
うとましくて
逃にげ出だしてゆく
淋さみしくなんか
ないと笑わらえば
淋さみしい荷物にもつ
肩かたの上うえで なお重おもくなる
せめておまえの歌うたを
安酒やすざけで飲のみほせば
遠とおざかる 船ふねのデッキに
立たつ自分じぶんが見みえる
歌姫うたひめ スカートの裾すそを
歌姫うたひめ 潮風しおかぜになげて
夢ゆめも 哀かなしみも 欲望よくぼうも
歌うたい 流ながしてくれ
南みなみへ帰かえる
船ふねに遅おくれた
やせた水夫すいふ ハーモニカを
吹ふき鳴ならしてる
砂すなにまみれた
錆さびた玩具おもちゃに
やせた 蝶々ちょうちょ 蜜みつをさがし
舞まいおりている
握にぎりこぶしの中なかに
あるように見みせた夢ゆめを
遠とおざかる 誰だれのために
ふりかざせばいい
歌姫うたひめ スカートの裾すそを
歌姫うたひめ 潮風しおかぜになげて
夢ゆめも 哀かなしみも 欲望よくぼうも
歌うたい 流ながしてくれ
男おとこはいつも
嘘うそがうまいね
女おんなよりも 子供こどもよりも
嘘うそがうまいね
女おんなはいつも
嘘うそが好すきだね
昨日きのうよりも 明日あしたよりも
嘘うそが好すきだね
せめておまえの歌うたを
安酒やすざけで飲のみ干ほせば
遠とおざかる 船ふねのデッキに
たたずむ気きがする
歌姫うたひめ スカートの裾すそを
歌姫うたひめ 潮風しおかぜになげて
夢ゆめも 哀かなしみも 欲望よくぼうも
歌うたい 流ながしてくれ
握にぎりこぶしの中なかに
あるように見みせた夢ゆめを
もう2年ねん もう10年ねん
忘わすれ捨すてるまで
歌姫うたひめ スカートの裾すそを
歌姫うたひめ 潮風しおかぜになげて
夢ゆめも 哀かなしみも 欲望よくぼうも
歌うたい 流ながしてくれ
口くちに 出だしたら
誰だれもみんな
うとましくて
逃にげ出だしてゆく
淋さみしくなんか
ないと笑わらえば
淋さみしい荷物にもつ
肩かたの上うえで なお重おもくなる
せめておまえの歌うたを
安酒やすざけで飲のみほせば
遠とおざかる 船ふねのデッキに
立たつ自分じぶんが見みえる
歌姫うたひめ スカートの裾すそを
歌姫うたひめ 潮風しおかぜになげて
夢ゆめも 哀かなしみも 欲望よくぼうも
歌うたい 流ながしてくれ
南みなみへ帰かえる
船ふねに遅おくれた
やせた水夫すいふ ハーモニカを
吹ふき鳴ならしてる
砂すなにまみれた
錆さびた玩具おもちゃに
やせた 蝶々ちょうちょ 蜜みつをさがし
舞まいおりている
握にぎりこぶしの中なかに
あるように見みせた夢ゆめを
遠とおざかる 誰だれのために
ふりかざせばいい
歌姫うたひめ スカートの裾すそを
歌姫うたひめ 潮風しおかぜになげて
夢ゆめも 哀かなしみも 欲望よくぼうも
歌うたい 流ながしてくれ
男おとこはいつも
嘘うそがうまいね
女おんなよりも 子供こどもよりも
嘘うそがうまいね
女おんなはいつも
嘘うそが好すきだね
昨日きのうよりも 明日あしたよりも
嘘うそが好すきだね
せめておまえの歌うたを
安酒やすざけで飲のみ干ほせば
遠とおざかる 船ふねのデッキに
たたずむ気きがする
歌姫うたひめ スカートの裾すそを
歌姫うたひめ 潮風しおかぜになげて
夢ゆめも 哀かなしみも 欲望よくぼうも
歌うたい 流ながしてくれ
握にぎりこぶしの中なかに
あるように見みせた夢ゆめを
もう2年ねん もう10年ねん
忘わすれ捨すてるまで
歌姫うたひめ スカートの裾すそを
歌姫うたひめ 潮風しおかぜになげて
夢ゆめも 哀かなしみも 欲望よくぼうも
歌うたい 流ながしてくれ