「「禁区」」の歌詞 中森明菜

私わたしからサヨナラ
しなければ
この恋こいは 終おわらないのね
ずるいひと…
大人おとなの手口やりかたね
ため息いきひとつ
また催眠わなかける
ときめきが理性こころに
目隠めかくしする
これ以上進いじょうすすんだら
自信じしんがないわ
戻もどりたい 戻もどれない
気持きもちうらはら
とまどいは もう愛あいね
…そろそろ禁区きんく
あそびなら まだましよ
救すくわれるから
他ほかのひと愛あいせれば
いいのだけれど…
それは ちょっと
できない相談そうだんね
理由わけもなく
引ひかれた陰かげりさえ
今いまなら意味いみも分わかるわ
「このあたり潮時しおどき…」 と
あなたは
思おもってるはず 横顔違よこがおちがう
謎なぞめいた微笑ほほえみ
惑まどわされて
振ふり向むけば
帰かえり道黄昏みちたそがれの中なか
「平凡へいぼんな愛あいでいい…」
心こころうらはら
危険あぶな気げなあなたしか
もう愛あいせない
口唇くちびるでふさがれた
胸むねがつぶやく
私わたしからサヨナラを
言いわせるつもり…
それは ちょっと
できない相談そうだんね

戻もどりたい 戻もどれない
気持きもちうらはら
とまどいは もう愛あいね
…そろそろ禁区きんく
あそびなら まだましよ
救すくわれるから
他ほかのひと愛あいせれば
いいのだけれど…
それは ちょっと
できない相談そうだんね