「清流(父へ)」の歌詞 吉田拓郎

あなたが 元気げんきでいるならば
僕ぼくは正面しょうめんにひざまづき
多おおくの無礼ぶれいを 心こころから
おわびしなければなりません

この頃ころ やっと正直しょうじきに
愚おろかな自分じぶんを声こえにして
時ときには 人目ひとめもはばからず
無念むねんの涙なみだを流ながします

今いまここにいる僕ぼくは
何処どこからやって来きたのか
これから何処どこへ行いけばいい
あなたに逢あいたい
あなたの声こえが聴ききたい

力ちからが 永遠えいえんのものならば
僕ぼくは後悔こうかいをしないまま
若わかくて 選えらんだ激流げきりゅうを
今いまでも泳およいでいるだろう

あなたの 家族かぞくでいたことを
誇ほこりに思おもえる時ときだから
叶かなわぬ願ねがいは 求もとめすぎず
運命うんめいの川かわを流ながれよう

今いまここにいる僕ぼくは
何処どこからやって来きたのか
これから何処どこへ行いけばいい
あなたに逢あいたい
あなたの声こえが聴ききたい