「これから」の歌詞 大江千里
1990/9/21 リリース- 文字サイズ
- よみがな
この楽曲へのみんなの気持ち
夕暮ゆうぐれのニュータウンをぬけて
列車れっしゃがホームから各駅かくえきで出でていった
つゆあけのまえの校庭こうていに
まばらな制服せいふくがここから小ちいさく見みえる
きみを失うしなった改札かいさつがもうじき右みぎにくる
踏切ふみきりの音おとがきこえる
あれほど毎日まいにちきみだけを
思おもって暮くらしてた町まちが少すこしも変かわらない
これから何処どこへ行いこうか
どこかでおびえるスパイのように
人波ひとなみやビルに流ながされて
無造作むぞうさに夢ゆめさえもなくしてた
りんどうが看板かんばんにゆれる
ドアがあくときみがそこに立たっている気きがする
重かさねたカバンとカーディガンと
人ひとにもまれながら笑わらったきみがそこにいる
これから何処どこへ行いこうか
暗号あんごうが解とけないスパイのように
眠ねむれない夜よるが過すぎてゆく
しばらくはこのままでここにいる
泣なきだしそうなはげしさできみは
埋うもれそうなもどかしさできみは
はみだしたぼくの気持きもちを救すくってくれた
抱だきしめるあたたかさだけが
胸むねを刺さすようなぬくもりだけが
少すこしくらいあれば
生いきてゆけるのに
これから何処どこへ行いこうか
どこかでおびえるスパイのように
これから誰だれを愛あいそうと
この場所ばしょも横顔よこがおも忘わすれない
これから何処どこへ行いこうか
暗号あんごうが解とけないスパイのように
眠ねむれない夜よるが過すぎてゆく
しばらくはこのままでここにいる
列車れっしゃがホームから各駅かくえきで出でていった
つゆあけのまえの校庭こうていに
まばらな制服せいふくがここから小ちいさく見みえる
きみを失うしなった改札かいさつがもうじき右みぎにくる
踏切ふみきりの音おとがきこえる
あれほど毎日まいにちきみだけを
思おもって暮くらしてた町まちが少すこしも変かわらない
これから何処どこへ行いこうか
どこかでおびえるスパイのように
人波ひとなみやビルに流ながされて
無造作むぞうさに夢ゆめさえもなくしてた
りんどうが看板かんばんにゆれる
ドアがあくときみがそこに立たっている気きがする
重かさねたカバンとカーディガンと
人ひとにもまれながら笑わらったきみがそこにいる
これから何処どこへ行いこうか
暗号あんごうが解とけないスパイのように
眠ねむれない夜よるが過すぎてゆく
しばらくはこのままでここにいる
泣なきだしそうなはげしさできみは
埋うもれそうなもどかしさできみは
はみだしたぼくの気持きもちを救すくってくれた
抱だきしめるあたたかさだけが
胸むねを刺さすようなぬくもりだけが
少すこしくらいあれば
生いきてゆけるのに
これから何処どこへ行いこうか
どこかでおびえるスパイのように
これから誰だれを愛あいそうと
この場所ばしょも横顔よこがおも忘わすれない
これから何処どこへ行いこうか
暗号あんごうが解とけないスパイのように
眠ねむれない夜よるが過すぎてゆく
しばらくはこのままでここにいる